10月27日、アマゾンジャパン(Amazon)の映像投影デバイスの最上位モデル「Fire TV Cube(第3世代)」が発売された。Amazon.co.jpにおける税込み販売価格は1万9980円となる。
この記事では、Fire TV Cube(第3世代)を使い始めるまでの模様を簡単にお伝えする。
【お知らせ:20時】Fire TV Cubeの赤外線リモコン機能について、「セットアップのプロセスでスキップできるのではないか」との指摘がありました。そこで、これから数日間で複数の環境で検証を行うことにしました。結果によっては記事の更新/修正を行う場合がありますのでご了承下さい
Fire TV Cube(第3世代)のパッケージには、本体の他に以下のものが付属する。
パッケージにはプラスチック類は一切使われていない。今どきの製品らしい。
……のだが、映像をTVやディスプレイに伝送するためのHDMIケーブルが付属しない。Fire TV Stickシリーズからアップグレードする人こそ気を付けるべきポイントといえる。既にHDMIケーブルを持っている場合は流用できる他、Amazon.co.jpでは500円増しでHDMIケーブル(2m)とのセットも用意されている。
先代には「有線LANアダプター」と「赤外線延長ケーブル」が付属していたが、前者は本体内蔵となり、後者は完全なオプション品となった。
Fire TV Cube(第3世代)は、第2世代までと比べるとポート類が増えた。具体的には以下のポートを備えている。
HDMI入力端子は、メディアプレーヤー、HDDレコーダーやゲーム機を接続することを想定している。入力できる信号は出力信号と同様で、最大で4K(3840×2160ピクセル)/60fpsの信号に対応している。解像度が低い映像ソースに対しては、Fire TV Cubeで超解像処理を行うことも可能だ。
USB Type-A端子や有線LAN端子は、第2世代までは変換アダプターを利用しなければ利用できなかったものである。USBカメラや有線LAN接続をしたいユーザーにとっては、別途オプションを買い足さなくて済むようになったことは大きなメリットだ。
Fire TV CubeはAlexa対応のスマートスピーカーとしても利用できるが、設置場所に関するアドバイスは本体を包む紙に書かれている。親切な配慮といえるだろう。
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