VM600PEは、左右のクリックボタンとホイールクリックに加え、側面のボタン2個とホイールの隣に用意されている2個のボタン、底面のボタン1個と、計8個のボタンを操作できる無線マウスだ。
PCとの接続は付属のUSB Type-C→USB Type-Aのケーブルで行う他、2.4GHz帯を使った無線接続でも利用できる。無線通信用のレシーバーはマウスの底面に収めることができ、有線で使っている場合でもなくす心配がないのがよい。
無線での連続動作時間は、最長約95時間となっている。
ボディー形状は右利き用に特化されており、右手で持つとしっくりとくる形状となっている。サイズは約66.5(幅)×123.5(奥行き)×42(高さ)mm、重量は公称値で約75gだ。
左右のクリックボタンには、「Mag-Infinity」と呼ばれる光学スイッチが配置されており、電気的な接点がないため高耐久をうたう。光学式スイッチは一般的に、もっさりとした感触になるのでしっかり押し込んでクリックする必要があるが、メカニカルスイッチに比べて意図しないダブルクリックとなるデバウンスがないのがよい。またスイッチの反応速度も速いなど、有利な点も多い。
VM600PEには底面に2つセンサーがあり、1つはマウスの移動を検知する最大2万6000DPIのセンサー(PixArt PAW3395 DM)に加えて、リフトオフを検知する「Dセンサー」が用意されている。
マウスのソールは底面に5点配置されているが、とても滑りはよく、軽快にマウスさばきを行える。マウスソールは底面の滑りをよくするように追加ソールが付属するが、特にこれを装着しなくても困ることはないだろう。そのあたりは好みによって対応すればよい。
VM600PE底面。中央にあるのがマウスのセンサーで、その上がD sensorとなる。マウスセンサーの左がUSBアダプターの格納場所、右がDPI変更ボタンだ。その下が無線接続用スイッチとなる。ソールは付属品と交換することもできる
VM600PEの付属品一覧。VM500では別売とナル「フルカバーグリップシート」(右下)が付属しており、これを使うとマウスと手の滑りを抑えられる。またマウスソール(左下)もあり、マウスソールの面積を変えることで滑りをよくすることができるマウスの性能を測る「MouseTester Software」で、センサーのトラッキング能力を調べてみた。その結果が下の図だ。いずれの解像度でも、きっちりとトラッキングできていることが分かる。
最後に、ユーティリティーの「EG Tool」をチェックする。
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