3年ぶりにオフライン開催された「TGS2022」でリアルとバーチャルを行き来した(1/5 ページ)

» 2022年09月19日 14時00分 公開
[渡辺まりかITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 「東京ゲームショウ2022」(以下、TGS2022)が9月15日〜18日にかけて、実に3年ぶりにオフライン開催された。前回のフル開催だった2019年には、40の国や地域から655の企業や団体が出店したのに対し、今回は37の国や地域、605団体が出展(うち、オンライン出典は国内外合わせて50社)した。

 規模の大小があるとはいえ、コロナ禍でのイベントであることを考えると、どれだけ多くの企業や団体がオフライン開催を待ちわびていたかがうかがい知れる。

 エレコムの新ゲーミングデバイスの発表、Meta Quest 2の初出展などのトピックを含め、会場で目を引いた製品やブースの様子をお伝えする。

東京ゲームショウ2022 幕張TGS 広大な会場に、未発売の製品と多くの人の熱気でにぎわうステージが3年ぶりに戻ってきた

エレコムのゲーミングデバイスに“本気”の新ブランド登場!

 TGS2022の目玉の1つではなかろうかと注目していたのが、エレコムの新しいゲーミングデバイスの発表だ。発表会は、e-スポーツエリアにあるエレコムブースの特設ステージで行われた。

東京ゲームショウ2022 幕張TGS エレコムブース。2018年から「ELECOM GAMING」というブランドを立ち上げていた同社だが、今回の「ELECOM GAMING V custom」は、同社初のハイクラス・デバイスシリーズとなる

 最初に登壇したエレコム 取締役社長 柴田幸生氏は、国内のゲーミングデバイス市場で、97%が海外メーカー製であることに言及した。「これまで30年以上、マウスやキーボードといった入力デバイスを手がけてきたエレコムが、世界で戦う日本のe-スポーツプレイヤーのために、本気で取り組まねばならないという決意から、『ELECOM GAMING V custom』シリーズを立ち上げた」と、新プロジェクト発足の経緯を説明した。

エレコム、ゲーミングデバイス「ELECOM GAMING V custom」シリーズの第一弾製品を発表

東京ゲームショウ2022 幕張TGS エレコム 取締役社長 柴田幸生氏
東京ゲームショウ2022 幕張TGS ゲーミングデバイスの年間売上比率。国内市場なのに、日本メーカー製はわずか3%のシェアしかないという

 今回発表されたのは、有線/ワイヤレス両対応のゲーミングマウス「VM600PE」と「VM500」、有線メカニカルゲーミングキーボード「VK310」「VK300」「VK210」「VK200」だ。

 キーボードはキースイッチの違いで複数のモデルが用意されているが、店頭実勢価格はVM600PEが1万4980円、VM500が9980円、VK200とVK210が1万1980円から、VK300とVK310が1万5980円(税込み、以下同様)からとなっている。

東京ゲームショウ2022 幕張TGS エレコムが「ELECOM GAMING V custom」シリーズとして投入した、メカニカルゲーミングキーボードのVK310/VK300/VK210/VK200と、ワイヤレスゲーミングマウスのVM600PE/VM500。発表会でスライドを使って説明されていたのはそれぞれの上位機種であるVK310、VK300およびVM600PEだった

 ゲーミングマウスは、欧米人より平均して1cmほど小さな日本人の手にピッタリフィットするようなサイズに調節されており、割合の多い右利きに最適化した左右非対称の形状になっている。

東京ゲームショウ2022 幕張TGS 手にしっくりなじむサイズ感だ。手のひらの小指側がフィットしているのも心地よい

 接続は2.4GHzの無線もしくは有線で行う。有線接続用のUSBケーブル(約1.5m)はしなやかなため、有線でのプレイ時でもマウスの動きを妨げることがない。

 上位モデルとなるVM600PEのセンサーは、PixArt PAW3395DM+D Sensorを内蔵する(VM500はPixArt PAW3311DB)。最高2万6000DPIの解像度を備え、100DPIから100DPI単位で調整できる。最大トラッキングスピードは650IPS(VM500は300IPS)で、検出可能な最大加速度は50G(同35G)だ。ポーリングレートは最大1000Hzで、「業界最速クラスの実行応答速度を実現した」とのこと。

 ボディーサイズは両モデルとも約66.5(幅)×約123.5(奥行き)×約42(高さ)mmで、重量は約75gとなる。操作する際に必要な重さと軽さのバランスが最大限に最適化されるよう、緻密に肉抜きしたという。

東京ゲームショウ2022 幕張TGS 緻密な肉抜きで重量感と軽さのバランスを取った。ボタンの数は8個あり、専用アプリで機能を割り当てられる

 接地面の広さやマウス本体の滑り具合をカスタマイズできるよう、追加ソール(ゼロエッジソール)と専用グリップシート(フルカバーグリップシート)もパッケージに付属する。専用アプリでボタンを設定するだけでなく、リフトオフ距離も設定でき、ソフト/ハードともにカスタマイズ性の高いデバイスに仕上がっている。

東京ゲームショウ2022 幕張TGS VM600PEにはグリップシートやソールが付属しており、自分好みにマウスをカスタマイズすることでゲームプレイのパートナーへと育てていける

 続いて、キーボードを見ていこう。

       1|2|3|4|5 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月09日 更新
  1. 超小型レトロオーディオ体験をFIIO「Snowsky ECHO NANO」で スマホリスニングのモヤモヤを解消するかも? (2026年09月08日)
  2. 「RTX Spark」搭載のWindows PCは10月に登場 LAN内のPCを束ねてローカルAI処理を分散・高速化する「NVIDIA PAIR」β版も公開 (2026年09月07日)
  3. 10月に登場する「RTX Spark」搭載PCで見た“不可解な”設定値 次期Windowsで変わるGPUメモリの仕組み (2026年09月07日)
  4. 実売1万円台&縦置き対応! ONPUの14型モバイルディスプレイは初心者の強い味方だった (2026年09月08日)
  5. 両手が塞がっていても瞬間解錠できるスマートキー「SwitchBot スマートロック Ultra 顔認証パッド」がセールで20%オフの2万7980円に (2026年09月08日)
  6. 再来する“グラボ複数挿し”需要! 220mm径の巨大ファン搭載ケースやFractal新モデルがアキバで話題に (2026年09月07日)
  7. 省スペースで静音性に優れた3Dプリンタ「Bambu Lab A1 mini」がセールで25%オフの2万9900円に (2026年09月08日)
  8. バッテリーを外せば約639g! 最新CPU「Intel Arc G3 Extreme」搭載の8型ゲーミングPC「OneXFly APEX Air」に触ってきた (2026年09月07日)
  9. ラトックシステム、デュアル4Kディスプレイにも対応したHDMI切替器 (2026年09月08日)
  10. HUION、アス比3:2の90Hz駆動ディスプレイを搭載したペン入力対応12.2型Androidタブレット (2026年09月08日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー