以上のように、本製品ならではのオンリーワンの機能があるわけではないが、スマートプラグとしての基本機能は一通りそろっており、全体的に堅実な印象だ。前述のポート番号の振り方が直感的でないのと、スイッチをオン/オフする際の機械音がやや騒々しい(ちなみに前述のMeross製品とそっくりの音である)のは気になるが、利便性で十分におつりが来る。
そんな本製品の最大の特徴といえば、むしろ木目調であることかもしれない。一般的な電源タップでは木目調の製品が近年増えているとはいえ、スマート対応のデバイスではホワイト/ブラック以外のカラーリングはほとんどないことから、本製品は貴重な存在だ。
TOLIGOは、他にもスマートリモコンやセンサーといったデバイスを用意しているが、そちらもやはり木目を採用しており、インテリアとの親和性は極めて高い。白や黒のタップでは室内で浮いてしまうことを気にしていたユーザーにとっては、満足感の高い買い物となるはずなので、気になる人はぜひチェックしてほしい。
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