さまざまな家電製品を接続し、スマホアプリやスマートスピーカーからの電源オン/オフを可能にするスマートプラグは、スマートデバイス関連の中でも汎用(はんよう)性が高く、人気のあるアイテムだ。買って試したら予想以上に便利だったことから、2つ、3つと買い足している人も少なくないだろう。
もし、1つの部屋の中で、複数の家電製品に対して電源制御を行いたければ、電源タップ型のスマートプラグがおすすめだ。今回はそうした製品の1つ、TOLIGOの「TLG-SO02」を購入したので、使用レポートをお届けする。
こうした電源タップ型のスマートプラグで最も有名なのは、Amazonでスマートプラグを検索すると上位に表示されるMerossの製品だろう。本連載でも以前レビューをしているが、4基のコンセント口と4基のUSBポートを搭載しており、複数の家電製品の電源をまとめて制御できるのが特徴だ。
今回紹介するTOLIGOの「TLG-SO02」も、4基のコンセント口を備えるなど、この製品と仕様は酷似している。ボディーデザインそのものは異なり、USBポートは2つ少ない2基にとどまっているので、完全に同一の製品というわけではないが、共通のスマホアプリが使えるなど(詳細は後述)、同じOEM元の製品らしき共通点はあちこちにある。
ではセットアップしてみよう。手順は至って一般的で、まずWi-Fiを2.4GHz帯に切り替えた後、専用アプリ「TOLIGO」から本製品を検出する。そして本体側のボタンを長押しするなどして製品の種類を正しく認識させれば、利用できるようになる。
このTOLIGOアプリは、汎用のスマートプラグアプリ「Smart Life」と見た目が似ており、実際にそのSmart Lifeでのセットアップおよび操作を行える。利用はサポート対象外となるが、Smart Life対応デバイスを既に使っていてアプリの数は極力控えめにしたい場合、こちらを使うのも手だろう。
続いて、スマホやスマートスピーカーとの連携を見ていこう。
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