ゲーミングキーボードの注目モデルとしては、キースイッチも交換できるカスタムモデル「ROG Azoth」(アールオージー アゾース)が挙げられる。フルサイズからキーの数を減らしたテンキーレスの75%モデルだ。発売日は3月10日で、市場想定価格は3万4580円となる。
USB Type-Cの有線、2.4GHz帯の無線、Bluetoothと3つの接続をサポートし、ボディーの右上に2型の有機ELディスプレイ、3方向のコントロールボタンなどを搭載しているのがポイントとなる。PCとMacのモード切り替えボタンもあるなど、さまざまな環境での利用が可能だ。
Bluetooth接続は最大3台のデバイスに同時接続したり、有線モードでは充電しながらの利用したりといったことが可能だ。バックライトや有機ELディスプレイオフ時では、最大2000時間の動作が行えるという内部の構造も工夫されており、シリコンガスケットにシリコンパッドやシリコンフォーム、さらにはPORONのウレタンフォームを加えることで内部の反響音や振動を吸収し、快適なタイプ感を実現したという。
キースイッチは「ROG NX 赤軸」で、アクチュエーションポイントは約1.8mmとなる。本機がユニークなのは、キースイッチの交換が可能なだけでなく、キースイッチ自体を分解してメンテナンスを行え、必要なキットが全て付属していることにある。
交換用のキースイッチも用意されるが、Cherry MX互換のスイッチであれば利用できる。スペースバーやEnterキーなどの長いキーにはスタビライザーが用意され、安定した入力を支えている。
ROG Falchion Aceは、既存の65%キーボード「ROG Falchion」(アールオージー ファルシオン)シリーズのバリエーションモデルで、ブラックとムーンライトホワイトの2色が用意される。発売日は3月10日で、市場想定価格は1万3980円となる。
持ち運びに便利なスタンド兼カバーケースや、左側面にインタラクティブなタッチパネル、2基のUSB Type-C端子を備え2台のPCを切り替えて使うなどの機能はそのままに、キースイッチを「ROG NXメカニカルスイッチ」(赤軸)とした。アクチュエーションポイントは約1.8mm、初期導入力は40gfだ。
USB Type-Cの有線と2.4GHz帯の無線(USBドングルが付属)での接続をサポートし、底面のスタンドは3段階の高さに切り替えられる。こちらも英語配列のみで、日本語配列はない。
左側面にタッチパネルが用意され、音量を調整したりアプリを切り替えられたりする、コピーアンドペーストのショートカットを割り当てられるという機能の他、マクロキーとしても活用可能だ。ケースカバーを装着した状態でも利用できるようになっている次に、Aim Labと共同開発したマウスを見ていこう。
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