Lenovoは3月9日(米国東武時間)、ハイエンドデスクトップワークステーション「ThinkStation Pシリーズ」の新モデルを発表した。出荷は5月から順次が始まる予定で、日本でも発売される見通しだ。
今回の新モデルは、イギリスの自動車メーカー「アストンマーティン」と共同開発した新型ボディーを採用したことが大きな特徴で、従来モデルと比べると冷却性能とメンテナンス性が向上したという。
CPUはエントリークラスの「ThinkStation P5」がXeon W-2400シリーズ(最大24コア)、ミドルクラスの「ThinkStation P7」はXeon W-3400シリーズ(最大54コア)、最上位の「ThinkStation PX」は第4世代Xeonスケーラブルプロセッサを採用する。ThinkStation PXはデュアルCPU構成も可能で、最大で120コア(60コアCPU×2)まで対応できる。
グラフィックスカードはNVIDIAの「RTX 6000 Adaシリーズ」を採用しており、P5は最大2枚、P7は最大3枚、PXは最大4枚装着できる。メモリ(DDR5規格DIMM/ECC対応)は、P5は最大512GB、P7は最大1TB、PXは最大2TBまで増設可能だ。
ストレージはM.2 SSDとSerial ATAストレージ(2.5インチ/3.5インチ)に対応する。
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