3月10日、AMDからGPU内蔵のAPU「Ryzen 3 4300G」が売り出された。主な仕様は以下の通りだ(価格は税込み、以下同様)。
| モデル名 | コア | スレッド | クロック数 | GPU | PBP | CPUクーラー | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Ryzen 3 4300G | 4コア | 8スレッド | 3.8GHz〜4.0GHz | Radeon Graphics | 65W | Wraith Stealth | 1万6000円弱 |
もともとOEM向けとして2020年7月に発表されたモデルで、Zen 2アーキテクチャを採用したSocket AM4モデルとなる。2020年8月には同世代のAPU「Ryzen PRO 4000」シリーズがバルク品で出回ったが、このモデルがリテール版として単品発売されるのは初めてとなる。
発売日の各ショップの反響は控えめだった。TSUKUMO eX.は「エントリークラスですからね。ただ、古めのマザーと組み合わせて使えて、GPUも内蔵しているので、安くマシンを組むならいい選択肢になると思います。じわじわ売れていってくれればと思っています」と話していた。
開店前の行列を呼んだ「Ryzen 9 7950X3D」&「7900X3D」
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