Let's noteシリーズの共通した特徴である豊富なインタフェースも健在だ。別途変換アダプターやドックなどを必要とせず新旧の環境に適応できる。
最大40Gbpsのデータ転送、ディスプレイ出力など多用途に使えるThunderbolt 4(USB Type-C)を2基装備し、HDMI出力やアナログRGB出力(D-Sub 15ピン)、有線LAN(1000BASE-T対応)、フルサイズのSDメモリーカードスロット(SDXC、UHS-II対応)など、最近のPCでは省かれがちな端子も網羅する。
通信機能は1000BASE-T対応の有線LAN、Wi-Fi 6E対応の無線LANとBluetooth 5.1を標準で備えている。カスタマイズでは4G LTE対応のWWAN機能を追加可能だ。
左側面にThunderbolt 4対応のUSB Type-C端子を2基備える他、HDMI、USB Type-A(USB 3.2 Gen 1)、ヘッドフォン/ヘッドセットの各端子を装備する。一番奥はACアダプター接続用の端子だ。USB Type-C(USB PD)対応のACアダプターもオプションで用意されている
右側面は手前側から有線LAN(1000BASE-T)、USB Type-A(USB 3.2 Gen 1)、SDメモリーカードスロット(UHS-II対応)、USB Type-A(USB 3.2 Gen 1)、アナログRGB出力(D-Sub 15ピン)といった端子が並ぶ。一番奥に盗難防止ワイヤーを接続するためのセキュリティロック・スロットを装備している
通信機能は1000BASE-T対応の有線LANに加えて、Wi-Fi 6E対応の無線LAN、Bluetooth 5.1を標準で装備する。国内における6GHz帯での通信も公式にサポートしている。また、4G LTE対応のWWANも追加可能だリモート会議を行う上で重要なカメラやマイク、スピーカー機能が充実しているのも見逃せない。
液晶ディスプレイの上部に、フルHD(1920×1080ピクセル)解像度での撮影が可能な約207万画素のWebカメラと顔認証対応IRカメラ、アレイマイクを内蔵する。
Webカメラには、使用アプリにかかわらず適用される独自効果として、自動で明るさを調整してくれる「明るさ補正」と背景をぼかす「背景ぼかし」機能を備えている。
マイクについては、リモート会議のスタイルに合わせた集音性能の最適化やAIノイズキャンセリング、音声認識の強化などを行える。
内蔵スピーカーにもこだわっている。音響効果ソフトウェアとして「Waves MaxxAudio」を導入済みだ。映画や音楽向けの効果に加え、リモート会議に最適化した「ハンズフリー会議」効果も備える。ボディーの底面にある大型のボックス型スピーカーは、複数人で会議に参加する場合にも十分な音圧がある。
パナソニック コネクトでは、こうした音声通話品質を向上させる一連の機能を「COMFORTALK」としてアピールしている。リモート会議の頻度が高い人にとっては訴求力のある要素といえるだろう。
最後に、ベンチマークテストで本機の性能を見ていこう。
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