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「Windows 12」が2024年にやってくるという話Windowsフロントライン(2/2 ページ)

» 2023年03月27日 06時00分 公開
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開発コード名「Hudson Valley」が意味するもの

 いわゆる「Moment 2」に続く「Moment 3」や「Moment 4」が実際にどのような形で提供されるかはまだ分からないが、当面はBeta Channelでのテストが続くと思われる。

 Windows Centralのザック・ボーデン氏によれば、関係者の話として現在Windowsの開発サイクルは2系統に分かれており、1つは現行のWindows 11のアップデートを目的としたもの、もう1つは2024年のリリースをターゲットにした「“次世代”Windows」に相当するものだという。

 ビルド番号で1000の位が異なる数字になっているが、今後はDev ChannelでブラッシュアップされたビルドがBeta Channelにそのまま流れてくる体制へと戻るため、おそらくはDev Channelで開発されるビルドは前者の「Windows 11のアップデートを目的としたもの」に該当すると思われる。そして、Canary Channelで開発されるビルドが「“次世代”Windows」ということになる。

 本稿執筆時点でCanary Channelの最新ビルドは「Build 25324」で、Widgetボードの改良やパスワードのコピー&ペースト警告、ハッシュ関数のSHA-3のサポート、そしてUSB4の設定メニューに関する機能が追加となっている。

 まだ小粒な内容だが、仮にWindowsのメジャーバージョンが上がるようなアップデートであれば、より本質的な機能追加が今後は行われると思われる。

 例えば、現在Microsoftのクラウド製品を中心に機能強化が行われているOpenAI絡みの機能の一部が、ネットワーク接続されたWindowsのインタフェースを通して利用可能になるといった具合だ。

 なお、「“次世代”Windows」とされる開発ラインで、将来的にWindows 12になる可能性が高いといわれる製品だが、これに関して前出のボーデン氏が意味深なツイートを先日行っている。

 「Hudson Valley」は米ニューヨーク州でハドソン川が流れる渓谷の地名だが、位置的には州都オルバニーとニューヨーク市の中間あたりに存在する。2024年に同所を訪れるかもとボーデン氏は記述しているが、このツイートへの各人の反応からも分かるようにHudson Valleyは“次世代”Windowsの開発コード名だ。

 Windows 11の開発コード名がSun Valleyだったのに対し、Windows 12はHudson Valleyというわけで、2024年前半はこのあたりのキーワードが大きく取り上げられることになるだろう。

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