「プロジェクターを動かさない理由に、動かす必要がないことの他に、動かしづらいということもあるだろう」と矢野氏。「N1 Ultraであれば上下/左右に動かせるジンバルと一体型のスタンドが一体となっているため、設置の自由度が高まる。また、シームレス台形補正機能を搭載しており、設置後に上下/左右に首振りしても、壁に張り付いたかのように正しい映像を投影する」と解説した。
「場所を選ばず、明るくくっきりとした映像を投影でき、設置場所も選ばないN1 Ultraは、プロジェクターの“使い始めるまでが面倒”というイメージを払拭する製品なのです」と矢野氏は語った。
新型コロナウイルスの登場以降、テレワークやハイブリッドワークが珍しくない働き方となり、コミュニケーションを画面越しに行うことも当たり前になってきているが、そのような場面でもN1 Ultraは役立ちそうだ。
矢野氏は「一般的なプロジェクターは動かすことがないため、会議室ごとに設置する必要があるが、N1 Ultraであれば設置に手間がかからないし、ハンドル付きケースで会議室間を持ち運ぶことが可能だ」と言う。
また28万3360円と、一般家庭で手を出すには少々値が張るが、「壁さえあれば、どこにでも大写しできるので、大画面テレビやプロジェクターより自由度が高い。Chromecastでワイヤレス接続できる手軽さもいい。自宅からのハイブリッド会議に使えば臨場感が高まり、一体感が増す効果を得られるかもしれない」とコメントしていた。
N1 Ultraは同社公式サイトに加え、二子玉川 蔦屋家電(Yahoo!ショッピング店、楽天市場店含む)、ヨドバシカメラの取り扱い店舗やヨドバシ・ドット・コム、Glimpse(Yahoo!ショッピング店含む)などで販売する。
5月14日までの事前予約期間中に予約すれば、専用スタンドを特典として受け取ることができる。日本ビジネス開発では、N1 Ultraの普及版で近日発売予定の「N1 Pro」の取り扱いについても言及し、「2〜3カ月以内に紹介できると思う」とのことだった。
明るい部屋でも使える3色レーザープロジェクターを導入できれば、仕事も趣味もはかどりそうだ。普及モデルにも期待できると感じた。
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