中国Shenzhen GPD Technologyが、10.1型ゲーミングPC「WIN Max 2 2023」の先行予約販売をIndiegogoで開始した。価格は799ドルからで、8月に出荷の予定となっている。
WIN Max 2 2023は、CPUにRyzen 7 6800Uを搭載していた「WIN Max 2」(2022年発売)のアップグレードモデルで、外観こそ変わらないものの、CPUがRyzen 7 7840U/Ryzen 5 7640Uとなっている。また、GPDのデバイスとしては初めて、本体手前側に指紋センサー付きの電源ボタンを備えた。
この他、新たに専用の外付けGPUユニットとして「GPD G1」も用意された。接続はOculink(SFF-8612)で行い、このためのOculinkポートがWIN Max 2 2023に追加されている。
GPD G1はGPUにAMD Radeon RX 7600M XTを内蔵しており、NVIDIAのGeForce RTX 3070を超えるパフォーマンスを発揮できるとしている。サイズは約225(幅)×111(奥行き)×29.8(厚さ)mmで、重量は約0.92Kgと小型軽量になっており、 USBハブ機能なども備えている。
Adobeは5月10日(現地時間)、Googleの実験的会話形AIサービス「Bard」から、Adobeの画像生成AIサービス「Firefly」が利用可能になると発表した。
Fireflyで生成した画像は、Adobeが無料で提供している「Adobe Express」を利用して編集/修正を行える。例えば、ヨガスタジオをオープンする予定で、新規顧客向けにSNSで宣伝したいという場合、Bardに「ヨガのポーズをとっているキリン」のような画像を生成するよう依頼。生成された画像をExpress上のテンプレートを使用して編集し、SNSに投稿が可能だ。
Googleは5月10日に開催したGoogle I/Oの基調講演の中で、画像生成AIが作成した画像にウォーターマークやメタデータを埋め込み、来歴管理も行っていくとアピール。Bard経由でFireflyが生成した画像に関しても、「Content Authenticity Initiative」(CAI)のオープンソース技術でデータが埋め込まれる。
このデータにはコンテンツ作成に使用されたモデルの情報や、修正履歴などが含まれており、人間が作成したのかAIが作成したのかも判別できるとしている。
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