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2022年度の国内PC出荷台数は2年連続の減少/米連邦取引委員会と司法省がAmazonを提訴週末の「気になるニュース」一気読み!(3/3 ページ)

» 2023年06月04日 06時00分 公開
[山本竜也ITmedia]
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2022年度国内PC出荷台数は1123万台で2年連続の減少 MM総研調べ

 MM総研は5月31日、「2022年度通期 国内パソコン出荷台数調査」の結果を発表した。2022年4月〜2023年3月の国内PC出荷台数を調査したものだ。

MM総研が2022年度の国内PC出荷台数を発表した MM総研が2022年度の国内PC出荷台数を発表した

 レポートによると、2022年度の国内パソコン出荷台数は前年度比4.4ポイント減の1123.4万台で、2年連続の減少となった。しかしながら、出荷金額では前年度比11.5ポイント増の1兆2450億円となっており、出荷平均単価が上昇しているようすが伺える。

 なお、2022年度の出荷平均単価は11万823円だ。GIGAスクール構想向けの低価格帯ノートPCの出荷が一巡したことも平均単価上昇の要因と考えられている。

 メーカー別の出荷台数シェアでは、NECパーソナルコンピュータとレノボ・ジャパンが24.4%でトップで、2位以下の構成も日本HP、デル・テクノロジーズ、富士通(FCCL)と変わらない。なお、Appleは6位となっている。

 個人向け市場の出荷シェアでは、トップ3に変化はないが、日本HPが4位に浮上、デル・テクノロジーズが5位に後退した。円安の影響を受け、年度末に直販を中心に新製品価格が値上げとなったことが影響したと見られる。

 MM総研は、2023年度の出荷台数は1.9ポイント減の1102.5万台と予想。需要が回復するのは、Windows OSの移行需要(Windows 10のサポートが2025年10月に終了する)が見込まれる2025年度になるとしている。

「CrystalDiskInfo」がv9.0.0にメジャーバージョンアップ

 Windows PCに搭載されるHDD/SSDの状態をチェックできるユーティリティーツール「CrystalDiskInfo」が、5月31日にv9.0.0をリリースした。5月22日にリリース15周年を迎えたことを記念した、メジャーバージョンアップとなっている。

 最新のV9.0.0では、CPU上で動作する仮想RAIDソリューション「Intel VROC(Virtual RAID on CPU)」や、JMicron USB RAID(JMB39x/JMS56x)にも対応している。ただし、ドライブの検出に数十秒かかるため、デフォルトでは無効になっている。この他、ドライブを16台まで表示する機能やドライブレターのソート機能が追加されている。

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