Appleは6月6日(現地時間)、「WWDC23」においてWindowsゲームのMac(Apple Silicon搭載モデル)への移植をサポートする「Game Porting Toolkit」を発表した。
このツールキットは、キーボードやマウス、コントローラー、オーディオ、ネットワークなどのWindows APIをmacOS向けに変換できるもので、DirectX 12もサポートしている。仮想マシンを利用しなくとも、Windows向けのゲームタイトルをmacOSで動作させることが可能になるため、macOS向けのゲームリリースが増えていくかもしれない。
なお、WWDC23では、人気ゲーム「DEATH STRANDING DIRECTOR'S CUT」のMac版も発表されている。
Microsoftは6月7日(現地時間)、Windows InsiderのDevチャネル向けに「Windows 11 Insider Preview Build 23475」をリリースした。
本ビルドでは、エクスプローラーのホーム画面がWinUIを利用したものに更新された。「Azure Active Directory」(AAD)アカウントでサインインしたユーザーには、推奨ファイルのサムネイルがカルーセルとして表示される。
また、アドレスバーと検索ボックスも新しくなっており、ローカルフォルダーとクラウドフォルダーを自動認識する。OneDriveユーザーの場合、アドレスバーにOneDriveの同期ステータスと使用容量が表示されるようになる。
他にも、ゲーミングデバイスなどのライティングを制御できる「Dynamic Lighting」が追加された。「HID LampArray」をサポートするデバイスで利用でき、リリース時点ではASUSTeKやRazerのキーボードとマウスが対応している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.