最後になったが、スタイラスペンについてもざっと見ていこう。スタイラスペンは単6形乾電池1本で駆動するタイプで、人差し指の位置にはボタンが1つ搭載されている。この種のスタイラスペンによくある、本体後部の消しゴムの役割を果たすボタンはない。
スタイラスペンの利用に当たってFire側で何かしらの設定をする必要はなく、パッケージから出して電池を入れればすぐに使用できる。ペンの太さや色はアプリ上だけではなく、設定画面内でも変更できる。ホバー表示を利用することも可能だ。
一般的な絵や図を描く用途の他、手書き文字をテキストに変換する機能も使える。これは対応アプリ、例えばOneNoteなどでタイトルを入力する用途に使える。この他、テキストをタップすると範囲選択、ボタンを押した状態でテキストの右側をタップすると「削除」といった機能が使える。ただ試した限りでは、かなり慣れが必要なように感じる。
このスタイラスペンは、Fireの左側面に磁力で吸着させられる。前述のキーボードの装着時も、ガラ空きになった左側面に、そのまま吸着させられるのは理にかなっている。
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