Amazonの新型タブレット「Fire Max 11」に専用キーボードを取り付けてノートPCスタイルで使ってみた(4/5 ページ)

» 2023年06月14日 11時00分 公開
[山口真弘ITmedia]
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USI 2.0準拠のスタイラスも利用可能

 最後になったが、スタイラスペンについてもざっと見ていこう。スタイラスペンは単6形乾電池1本で駆動するタイプで、人差し指の位置にはボタンが1つ搭載されている。この種のスタイラスペンによくある、本体後部の消しゴムの役割を果たすボタンはない。

Fire Max 11 Amazon アマゾン タブレット 11型 キーボード 別売のスタイラスペン。USI 2.0(Universal Stylus Initiative)に準拠し、4096段階の筆圧検知もサポートする
Fire Max 11 Amazon アマゾン タブレット 11型 キーボード 本体は電池駆動で、単6形乾電池1本で6カ月駆動するとされている
Fire Max 11 Amazon アマゾン タブレット 11型 キーボード Fireとのペアリング設定は不要で、電池を入れればすぐに使える

 スタイラスペンの利用に当たってFire側で何かしらの設定をする必要はなく、パッケージから出して電池を入れればすぐに使用できる。ペンの太さや色はアプリ上だけではなく、設定画面内でも変更できる。ホバー表示を利用することも可能だ。

Fire Max 11 Amazon アマゾン タブレット 11型 キーボード ペンの太さは3種類から選べる
Fire Max 11 Amazon アマゾン タブレット 11型 キーボード ペンの色も8種類から選択可能だ
Fire Max 11 Amazon アマゾン タブレット 11型 キーボード 「ペンと手書き」の設定画面。ホバー表示もサポートしている

 一般的な絵や図を描く用途の他、手書き文字をテキストに変換する機能も使える。これは対応アプリ、例えばOneNoteなどでタイトルを入力する用途に使える。この他、テキストをタップすると範囲選択、ボタンを押した状態でテキストの右側をタップすると「削除」といった機能が使える。ただ試した限りでは、かなり慣れが必要なように感じる。

Fire Max 11 Amazon アマゾン タブレット 11型 キーボード OneNoteアプリで手書き入力中。ペン先の色は前述の設定画面ではなく、アプリ側で設定する。範囲選択しての移動や変形にも対応する
Fire Max 11 Amazon アマゾン タブレット 11型 キーボード 左上、手書きで入力した文字をテキストへと変換できる。同時に画面下部に変換候補が表示される
Fire Max 11 Amazon アマゾン タブレット 11型 キーボード ボタンを押しながらのタップで削除(BackSpace相当)が行える
Fire Max 11 Amazon アマゾン タブレット 11型 キーボード タップで単語を範囲選択することもできる
Fire Max 11 Amazon アマゾン タブレット 11型 キーボード ペン対応のアプリ。OneNote以外にもさまざまなアプリがあるが、基本的にお絵描き系がメインだ

 このスタイラスペンは、Fireの左側面に磁力で吸着させられる。前述のキーボードの装着時も、ガラ空きになった左側面に、そのまま吸着させられるのは理にかなっている。

Fire Max 11 Amazon アマゾン タブレット 11型 キーボード スタイラスペンはFireの左側面に磁力で吸着させられる。完全に一体化しており、存在を忘れることもしばしばだ
Fire Max 11 Amazon アマゾン タブレット 11型 キーボード 同社のE Inkデバイス「Kindle Scribe」用のスタイラスペン(上)と見た目は似ているが互換性はない

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