サイズと軽さで他社に対抗するポータブルゲーミングPC「ONEXFLY」と、ユニークな革張りの超小型PC「OneMix5」を初披露 中国One-Netbook Technology(2/2 ページ)

» 2023年06月30日 06時00分 公開
[山口恵祐ITmedia]
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全面革張りの超小型PC「OneMix5」

 「OneMix」は、出張の多いビジネスマン向けの超小型PCとして登場したシリーズだ。新しいOndMix5はエグゼクティブ層をターゲットに見据え、質感の向上を目指した革張りのボディーを採用したのが特徴だ。

photo 10.1型ディスプレイを備えた「OneMix5」
photo
photo 天板から底面まで革張り仕上げとなっている

 OSはWindows 11で、CPUに「Core i7-1250U」(10コア/12スレッド、最大周波数4.7GHz)を搭載しており、内蔵グラフィックスはIntel Iris Xe Graphics(最大950MHz)となる。

 メモリはLPDDR5の16GB/32GBから選択できる。ストレージはPCI Express 4.0 ×4対応のM.2 SSDで1TB/2TBから選択できる。

 ディスプレイは10.1型(2560×1600ピクセル、299ppi)のLTPS液晶で、色域はsRGBのカバー率が108%で、Surfaceペンによるペン入力(筆圧4096段階)に対応している。

 バッテリーの容量は1万1000mAhで、駆動時間は動画再生時で約5.5時間(JEITA 3.0準拠)だという。対応する電源アダプターは65Whとなっている。

 本体サイズは約173(幅)×136.5(奥行き)×17.8(高さ)mmで、重さは約680gだ。

 インタフェースにはUSB 4.0 Type-C、USB 3.2 Type-C、USB 3.2 Type-A、3.5mmイヤフォンジャック、MicroSDメモリカードスロットがある。スピーカーにはこちらもHarman Kardonと共同開発したというスピーカー(2基)を搭載している。

 キーボードのキーピッチは、約18.5mmになっている。

photo OndMix5の日本語キーボード
photo 通常のノートPCスタイル
photo 動画視聴などに適したステージモード
photo タブレットモード
photo オプションの充電ペン(USB Type-C)

 冷却系として、デュアルファンを搭載している。本体がレザーにつつまれていても問題なく冷却でき、レザー素材によってユーザーは熱を直接的に感じづらくなっているという。

 価格は未定で、今夏に日本語キーボードを搭載した国内正規版を発売する。英語キーボードモデルも販売されるという。

「ONEXPLAYER 2」を拡張するパーツも発売

 発売中の8.4型液晶を備えたポータブルゲーミングPC「ONEXPLAYER 2」の着脱式コントローラーをワイヤレス化する「ワイヤレスジョイスティックコネクター」を7月に国内で発売する。

photo ONEXPLAYER 2の着脱式コントローラーをワイヤレス化する「ワイヤレスジョイスティックコネクター」(ホワイト)

 USBドングルをONEXPLAYER 2本体などに挿すことで、コントローラーを装着しなくてもXbox準拠のコントローラーとして使えるようになる。外付けディスプレイにONEXPLAYER 2を接続して遊ぶ際などに役立つ。

 2.4Ghzのワイヤレス接続で最大送受信距離は10m、内蔵バッテリーは1600mAhで、最大16時間駆動する。

photo 「ワイヤレスジョイスティックコネクター」(ブラック)の前面
photo 「ワイヤレスジョイスティックコネクター」(ブラック)の背面
photo 「ワイヤレスジョイスティックコネクター」(ブラック)の上側
photo 「ワイヤレスジョイスティックコネクター」(ブラック)の底面

 さらに、ONEXPLAYER 2をタブレットとして使うときに側面を保護するラバー素材のパーツ「ONEXPLAYER 2専用コネクターサイドカバー」を今後出荷する商品に付属するという。既にONEXPLAYER 2を所有しているユーザーには、商品のレビュー投稿を条件に無償提供するキャンペーンを行う。

photo 商品のレビュー投稿を条件に無償提供するキャンペーンを実施する

3年ぶりに来日したジャック・ワン(Jack Wang)社長

photo 中国One-Netbook Technologyのジャック・ワン(Jack Wang)社長

 3年ぶりに来日したというジャック・ワン社長は超小型PCの開発について、ハードウェアだけでなくソフトウェアにも注力していると話す。

 「Windowsデバイスの開発はAndroidデバイスと違って何倍も複雑だ。1年ほどかけて開発したソフトウェアの完成度に失望し、諦めそうになったこともあった」(ジャック・ワン社長)

 そんなジャック・ワン社長が休憩時間を削って開発したという「ONEXPLAYER GAME CENTER」は、冷却ファンの回転スピードやTDP設定などを変更できるアプリケーションだ。新バージョンではゲームランチャー機能を追加している。

 「どんなゲームでもFPSを固定できる機能がおすすめだ。例えば40fpsに固定して消費電力を抑え長時間駆動を実現できる。実用的な機能は他にもあり、テストでは良い評価をもらえている。今後ももっと使いやすくなるように更新を続けたい」(ジャック・ワン社長)

photo 国内正規代理店テックワンの山田拓郎氏(代表取締役)

 One-Netbook Technologyの開発部隊はこの3年で2倍の80人規模に拡大したという。ジャック・ワン社長は自社について「大手PCメーカーのような大規模な企業ではないが、小型PCの分野で技術革新を続けたい」と意気込みを話した。

 同じ発表会の場に登場したテックワンの山田拓郎氏(代表取締役)は、「ニッチな領域として扱ってきたポータブルゲーミングPCが近年大きく盛り上がっている」としながら、今回の新製品は他社にも負けない渾身の製品になっているとアピールしている。

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