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ついにカジを切ったDynabookの新モバイルPC「dynabook X83」は何がスゴい? 担当者が決断したワケ(2/4 ページ)

» 2023年07月19日 06時30分 公開
[井上翔,ITmedia]

dynabookのモバイルモデルらしくパワフルなCPUを選択可能

 CPUは第13世代Coreプロセッサ(開発コード名:Raptor Lake)のUシリーズまたはPシリーズで、ベースモデル(カスタマイズ前の基本仕様)では以下のものから選択できる。なお、★印が付いているものは企業向けのセキュリティ/管理機能である「Intel vPro Enterprise」に対応している。

  • Sサイズバッテリー標準搭載
    • Core i5-1334U(Pコア2基4スレッド+Eコア8基8スレッド)
    • Core i5-1345U(Pコア2基4スレッド+Eコア8基8スレッド)★
  • Lサイズバッテリー標準搭載
    • Core i5-1340P(Pコア4基8スレッド+Eコア8基8スレッド)
    • Core i5-1350P(Pコア4基8スレッド+Eコア8基8スレッド)★
    • Core i7-1360P(Pコア4基8スレッド+Eコア8基8スレッド)
    • Core i7-1370P(Pコア6基12スレッド+Eコア8基8スレッド)★

 CPUのピーク性能をより長時間引き出せるようにすべく、本体のクーラーファンは2基構成となっている。そのサイズは左右で異なっているが、放熱設計を最適化しているので問題ないとのことだ。

 クーラーファンにはホコリがたまりがちだが、今回のモデルはフィン部分の掃除をしやすくする「ダスト・クリーニング機構」を採用している。ホコリがたまったら、フィン付近にある裏ぶたの2カ所のネジを外して簡単に掃除できる。

 メインメモリはLPDDR5-4800規格で、容量は16GBまたは32GBとなる。ストレージはPCI Express 3.0接続のM.2 SSDとなり、容量は256GBまたは512GBから選択可能だ。SSDについては一般的な「Type 2280」サイズだが、ユーザーサイドでの交換はサポート対象外となる。

CPUファン CPUのピーク性能をより長く引き出すために、冷却ファンは2基構成となっている
設計 CPUファンのサイズは左右で異なるが、設計面で全体最適化しているため問題ないという

 ディスプレイは13.3型TFT液晶で、最大解像度は1920×1200ピクセルとなる。Lバッテリーのモデルでは、12月からカスタマイズ(CTO)オプションでマルチタッチ対応パネルに変更することも可能だ。

 ディスプレイの上部にはWebカメラを搭載している。標準ではHD(1280×720ピクセル)撮影対応の約92万画素センサーだが、CTOオプションでフルHD(1920×1080ピクセル)撮影と顔認証に対応する約200万画素センサーに変更することもできる。電源ボタンを指紋センサーの一体型に変えるオプションもある。

ディスプレイとカメラ ディスプレイは1920×1200ピクセル(アスペクト比16:10)で、縦方向の情報量が少し多い。Webカメラはシャッター付きで、標準では約92万画素センサーを搭載している
指紋センサー 指紋センサーはオプション搭載で、電源ボタンと一体型である

ストロークを選べるキーボード(12月〜)

 標準のキーボードは日本語配列で、公称のキーピッチは約19mm、キーストロークは約1.5mmというスペックとなっている。Lサイズのバッテリーを搭載するモデルでは、CTOオプションとしてキーストロークを2mmとした構成も用意される。

 古いPCユーザーの場合、“深い”ストロークのキーボードを求める傾向がある。一方で、薄型ノートPCに慣れている若年層のユーザーは、ストロークが“深すぎる”キーボードでは疲労をためてしまう可能性を否定できない。古いニーズと新しいニーズの両方に応えるべく、今回はキーストロークを選べるようにしたのだという。

 なお、ボディー設計の一部が変わることから、発売当初は2mmキーボードを選択できない。現時点では、12月をめどに選べるようになる見通しだ。

キーボード回り キーボードの配列は、昨今の「dynabook Gシリーズ」「dynabook Vシリーズ」と同様で、右方にある一部のキーのサイズが小さいことを除けばクセはない(写真は試作用のスケルトンモデルで、キートップの色も異なる)
キーボードモジュール 左が標準の1.5mmストロークのキーボードモジュール、右がLバッテリー構成のCTOオプションとして選択できる2mmストロークのキーボードモジュール。今回の発表会では「2mmキーボードモジュールを搭載する実機」の展示はなかったが、モジュールの状態でもストロークの違いは体感できた

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