米Metaは7月18日(現地時間)、次世代の大規模言語モデル「Llama 2」を発表、研究および商用向けに無償提供を始めた。
Llama 2は、Metaが開発している次世代大規模言語モデル。事前学習バージョンと会話型ファインチューニング・バージョンがあり、それぞれモデルサイズとして7B(70億)、13B(130億)、70B(700億)が用意されている。トレーニングデータはLlama 1と比べ40%増加した。事前学習バージョンでは、2兆個のトークンでトレーニングされ、コンテキスト長もLlama 1の2倍となる4096文字に対応する。
MetaはMicrosoftをLlama 2の優先パートナーとしており、Azure AIモデルカタログでLlama 2を利用できるようになっている。また、Windows上でのローカル動作に最適化されいるという。この他、Amazon Web Services(AWS)やHugging Face、その他のプロバイダーでも利用できる。
Microsoftは7月19日(現地時間)、Windows 11 Insider PreviewのDevチャネルで、Build 23506をリリースした。このビルドでは、Windows Hello for Businessのパスワードレス機能強化やローカルファイル共有の改善などが行われている。
また、Windows Copilotが全てのDevユーザーで利用可能になった。
Build 23506の主な内容は下記の通り。
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