液晶ディスプレイのサイズは14型で、画面解像度は1920×1080ピクセル(フルHD)と一般的だ。パネル表面は映り込みの少ないノングレア仕様なので、長時間の利用でも目が疲れにくい。色域が狭く地味な見た目だが、テキスト処理中心のビジネス向けとしては実用十分だろう。
キーボードはアイソレーションタイプだ。キーピッチは約19.1mmとゆったりとした間隔を確保している。配列のクセも少ないが、カーソルキーのサイズが小さいため、多用する人は気をつけたい。キーストロークは約1.2mmだ。最近のPCとしては特に浅いわけでもなく、スイッチの感触はごく普通といったところである。
液晶ディスプレイの上部に、約100万画素のWebカメラとアレイマイクを内蔵する。
USBは、Type-CとType-A合計で3基を装備しており、Type-Cの機能は、USB 3.2 Gen 1によるデータ転送とUSB Type-C Currentによる15Wまでのバスパワー給電のみで、画面出力やUSB PDには非対応だ。少し残念ではあるが、価格的には仕方がないところだろう。
通信機能は、1000BASE-T対応の有線LAN、Wi-Fi 6対応の無線LANとBluetooth 5を標準装備する。低価格帯だとWi-Fi 6ではなくWi-Fi 5を搭載してコストダウンされていることもあるが、Wi-Fi 6のWi-Fi 5以前に対するアドバンテージは速度面でも通信の安定性でも大きいので、Wi-Fi 6が標準装備されている点は地味に良いポイントだろう。
それでは、ベンチマークテストで本機の性能を確かめてみよう。
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