ベンチマークテストの結果を掲載する。特に言及がない限り、Windows 11の電源設定は「最適なパフォーマンス」、Control Center 3.0のパワーセッティングは「バランス」の設定でテストしている。参考として、2018年発売と2015年発売のビジネスPCのスコアを掲載した。
結果はご覧の通りで、2015年PCに対しては確実な優位があるものの、2018年PCに対しては逆に見劣りするという結果だ。
ただ、評価機の構成ではメモリが8GBでシングルチャンネルアクセスとなるため、CPU(内蔵GPU)の性能はフルに発揮できていない。メモリを16GB、ストレージをSSD 512GB程度の構成ならば、トータル的な体験は2018年PCと同等以上くらいはありそうだ。
PCMark 10のスコア比較。Essentials(日常操作)、Productivity(オフィス作業)は2018年PCと大差ないが、Digital Content Creation(クリエイティブコンテンツ制作)でははっきりと差が出るCPUの“馬力”がないぶん、ボディーの温度や静音性では逆に恩恵がある。バランスモードでも通常時の動作音は意識しないと分からないレベルで、高負荷時でもわずかに上がるのみだ。発熱も全体に低く、手がよく触れるパームレスト部分には全く伝わってこない。
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