今は会長の齋藤さんだが、以前はノートPCの開発も行っており、PCの分解や組み立てはお手の物だった。しかし、経営陣として会社を運営する立場になってからは、初の組み立て作業だという。
実際に組み立てる前に、まずはドライバーを使ったネジ締めの練習から始まるが、ここで齋藤さんが「いきなり最難関だね!」「これは入っていないよね」とヒートアップする。そう、ネジが小さすぎてうまくはまらないのだ。
前述のように組み立て教室では省略化されているが、パームレスト面(Cカバー)にキーボードやマザーボードを取り付けるには多数のネジが必要だ。しかも軽量化を目指してネジ自体のサイズも異なっており、ややこしさに拍車を掛ける。
普段は専用のネジ締めロボットが行う工程だが、まずは小手試しのネジ締めが「誰だよぅ、こんな設計にしたのは……」と思わず愚痴をこぼすほど齋藤さんを苦しめた形だ。もちろん、周囲の参加者も手こずっている人が多かった。
「強引にケーブルをいれるのがいいんだよ!」という齋藤さんに対して、すかさず「ケーブルを滑り込ませる形ですね!」とフォローする武田さんのやりとりを経て、約50分におよぶ前半の組み立て作業が無事に終わった組み立て作業の後半戦は、液晶ディスプレイやバッテリー、SSDなどの取り付けなどを行う。齋藤さんのPCは、無事組み上がるのだろうか。
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