今は会長の齋藤さんだが、以前はノートPCの開発も行っており、PCの分解や組み立てはお手の物だった。しかし、経営陣として会社を運営する立場になってからは、初の組み立て作業だという。
実際に組み立てる前に、まずはドライバーを使ったネジ締めの練習から始まるが、ここで齋藤さんが「いきなり最難関だね!」「これは入っていないよね」とヒートアップする。そう、ネジが小さすぎてうまくはまらないのだ。
前述のように組み立て教室では省略化されているが、パームレスト面(Cカバー)にキーボードやマザーボードを取り付けるには多数のネジが必要だ。しかも軽量化を目指してネジ自体のサイズも異なっており、ややこしさに拍車を掛ける。
普段は専用のネジ締めロボットが行う工程だが、まずは小手試しのネジ締めが「誰だよぅ、こんな設計にしたのは……」と思わず愚痴をこぼすほど齋藤さんを苦しめた形だ。もちろん、周囲の参加者も手こずっている人が多かった。
組み立て作業の後半戦は、液晶ディスプレイやバッテリー、SSDなどの取り付けなどを行う。齋藤さんのPCは、無事組み上がるのだろうか。
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