BlackBerry Japanが、ChatGPT/生成AIアプリケーションの利用についての調査結果を発表した。
今回の調査は、北米(アメリカ/カナダ)、ヨーロッパ(イギリス/フランス/ドイツ/オランダ)、日本、オーストラリアのIT意思決定者2000人を対象に2023年6月〜7月にかけて実施されたもので、日本においては72%が「職場でのChatGPTやその他の生成AIアプリケーションの禁止を実施、あるいは検討している」という結果となった。また81%が「安全ではないアプリケーションが企業のIT環境にサイバーセキュリティ上の脅威をもたらすことを懸念」しているという。
一方で生成AIアプリケーションの利点についても認識しており、「イノベーションを高める」(54%)、「創造力を強化」(48%)、「効率性を向上」(48%)などの回答が得られている。
なおサイバーセキュリティ防御のために生成AIツールを使用することについては、回答者の大多数となる77%が賛成の立場を表明している。
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