こんにちは! refeiaです。
今回は8月に発売されたXPPEN Technology(XPPen)の液晶ペンタブレット「Artist Pro 16(Gen2)」を見ていこうと思います。実はこの連載でXPPenのモデルをレビューするのは結構久しぶりです。ハイスペックでなおかつリーズナブル、しかも新開発のペンを引っ提げて登場した本機の実力を見ていきましょう。
Artist Pro 16(Gen2)は名前の通り、16型の液タブ上位機です。広色域やフルラミネーションといった上位機では一般化したスペック以外に、アスペクト比16:10のディスプレイ、筆圧レベル1万6384段階となる新開発の「X3 Proスマートチップ」を採用したペンが特徴です。そして価格は7万6980円(税込み、以下同様)と、最近の機材インフレを見慣れていると拍子抜けしてしまうようなリーズナブルさです。
また、本機には14型のバリエーションもあり、5万9800円とさらにお手頃価格です。
まずは本体から見ていきましょう。冒頭の写真の通り、シンプル+ソリッドでパーツのバランスなども良く、美しいデザインだと思います。裏面は内蔵スタンドがあり、スイッチと端子は上面に集中しています。
接続は「USB Type-C 1本だけ」「USB Type-C+ACアダプター」「3in1ケーブル(HDMI/USB×2)」に対応していて、3in1ケーブルは別売(3600円)です。ケーブルはL字端子になっていて、邪魔になりにくいです。
下側のベゼルは、ゆるやかな曲面で少し長くなっています。平置きしたときに腕がベゼルの角に当たって痛くなるのを防ぐ効果と、角度をつけたときに画面下の方が机に詰まって描きづらくなるのを緩和する効果があると思います。
2つのUSB Type-C端子は同じ機能ではなく、Type-Cケーブルを差すべき端子と、3in1ケーブル(または電源ケーブル)を差すべき端子が決まっています。うっかり差し間違えると動作しないので気を付けたいところです。
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