LGが有機EL採用フォルダブルノートPC「LG gram Fold」を発表/次期Ryzenプロセッサ搭載の「MINISFORUM V3」を予告週末の「気になるニュース」一気読み!(1/3 ページ)

» 2023年10月01日 06時00分 公開
[山本竜也ITmedia]

 うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、9月24日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!

LG Electronicsが有機EL採用フォルダブルノートPC「LG gram Fold」を発表

 韓国LG Electronicsは9月25日(現地時間)、同社初のフォルダブルノートPC「LG gram Fold」を発表した。

photo LG Electronicsが同社初のフォルダブルPC「LG gram Fold」を発表した

 ディスプレイは17型のQXGA+(1920×2560ピクセル)で、DCI-P3カバー率99.5%のOLEDを搭載している。物理キーボードは非搭載のため、ノートPCのように使う場合は仮想キーボードを画面下部に表示させる。その場合は12型のノートPCとして利用できる。

 Bluetoothキーボードを画面下部に置くと、その表示領域が自動でオフになる仕組みもある。ヒンジ部は3万回の折りたたみテストに合格しているという。

 本体には3基のスピーカーを内蔵しており、画面の状態に応じて左右を切り替えるなど音を最適な状態で届ける他、Dolby Atmosにも対応している。その他の主な仕様は、第13世代のIntelプロセッサを搭載、バッテリー容量は72Wh、本体重量は約1250gとなっている。

 韓国では10月4日に499万ウォン(約55万円)で発売する。

次期Ryzenプロセッサ搭載の「MINISFORUM V3」を予告

 中国MINISFORUMが、次期RyzenプロセッサのAMD Ryzen 8000系(開発コード名:Hawk Point)を搭載するタブレットPC「MINISFORUM V3」の投入を予告した。

photo MINISFORUMがRyzen 8000系搭載のタブレットPC投入を予告した

 もともと8月に2in1 PCの投入を発表していたが、そのスペック詳細が明らかになった。ただし、今回公表したスペックについては暫定的なものだという。

 搭載するプロセッサはAMD Hawk Point(TDP 22-28W)で、これはAMDが2024年に発売予定のRyzen 8000系と考えられる。ディスプレイは14型(QHD+)でリフレッシュレートは165Hzだ。

 MPP2.0(Microsoft Pen Protocol 2.0)対応のタッチペンに対応し、インタフェースはUSB 4.0を2基、そして3.5mmジャック、UHS-II対応のSDメモリーカードリーダーを搭載している。この他、DisplayPort Alternate Mode入力専用のUSB Type-C端子を備えている。

 電源ボタンに統合されたセンサーによる指紋認証や顔認証によってWindows Helloもサポートしている。

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