プロが選ぶ液晶ペンタブレット「Wacom Cintiq Pro」シリーズに17型と22型が登場 実機を見てきた(2/3 ページ)

» 2023年10月19日 14時00分 公開
[渡辺まりかITmedia]

背面のショートカットキーはグリップ型に

 従来モデルでは、カスタマイズ可能なショートカットキー「ExpressKey」が本体背面に並んでいたが、今回の新モデルではタブレットを両手で握ったときに親指や人差し指、中指が自然に触れる位置に配置するグリップ型に変更している。より自然な動作で操作感を追求した。

ExpressKey ExpressKeyはグリップ型へ変更

 指先によるマルチタッチ操作、オンスクリーンショートカット、OSDメニューも搭載している。

Cintiq Pro 17 ペンを使いながら、指によるマルチタッチ操作を行っているイメージ

 端子はDisplayPort Alternate Modeで接続できるUSB Type-Cと電源供給用のUSB Type-C、HDMI、Mini DisplayPortを搭載している。Cintiq Pro 22ではさらにUSB Standard A端子も搭載している。

Cintiq Proの接続ポート 端子数や後述するネジ穴の数が異なるため、端子の配置場所が、Cintiq Pro 17とCintiq Pro 22では多少異なる

 ペントレイなどを取り付けられる4分の1型ネジ穴を左右に1つずつ、Cintiq Pro 17では上部に1つ、Cintiq Pro 22では上部に2つ搭載しており、カメラやLED照明、Cintiq Pro 22ではキーボードなどを載せておける拡張テーブルを取り付けることも可能だ。

Cintiq Pro 17 Cintiq Pro 17の右側にペントレイを取り付けたイメージ
Cintiq Pro 22 Cintiq Pro 22ではネジ穴の数が多いので、拡張テーブルの他にカメラを取り付けることもできる

 それぞれ専用のスタンドがオプションで用意されているが、VESAマウント規格のネジ穴(Cintiq Pro 17は75×75mm、Cintiq Pro 22は100×100mm)を背面に搭載しているので、ワコム製の拡張パーツ「Flex Arm Adapter」を併用することで「Flex Arm」を活用できる他、サードパーティー製のモニターアームも利用できる。なお、Cintiq Pro 17には傾斜角20度固定の専用簡易スタンドも付属する。

 専用スタンドは、背面のロックを解除することで高さや角度の調節が可能だ。画面回転は左右にそれぞれ20度、ロックしたままでも行える。

自由な角度に変更可能 専用スタンドの背面のロックを解除すれば、自由な角度に調節できる
画面回転 ロック解除なしに、画面を左右20度に回転させられる

 新しいCintiq Proは、2021年以前に登場した同シリーズのものと比べ、狭額縁な仕上がりだ。それは、スタイリッシュさをかもし出すだけでなく、大画面でも省スペースを実現している。「大きすぎて、作業場にマッチしない」と考えていた人にも選択の余地が生まれたといえるだろう。

 サイズはCintiq Pro 17が約424(幅)×253(高さ)mmで重さ約2.2kg、Cintiq Pro 22が約517(幅)×312(高さ)mmで重さ約5kgとなっている。

 本体の他、Wacom Pro Pen 3、ペンカスタマイズパーツセット、標準芯とフェルト芯各5本、芯抜き、ペントレイ、USB Type-C to USB Type-Cケーブル、ACアダプター、電源ケーブル、クイックスタートガイド、レギュレーションシートが付属する。その他、Cintiq Pro 17では専用簡易スタンドと取付用ネジ、六角レンチが、Cintiq Pro 22ではUSB Type-C to USB Standard Aケーブル、DisplayPort to Mini DisplayPortケーブル、HDMIケーブル、ケーブルバンド×2が付属する。

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