プロが選ぶ液晶ペンタブレット「Wacom Cintiq Pro」シリーズに17型と22型が登場 実機を見てきた(1/3 ページ)

» 2023年10月19日 14時00分 公開
[渡辺まりか,ITmedia]

 ワコムは10月19日、プロクリエイター向けのハイエンド液晶ペンタブレット「Wacom Cintiq Pro」シリーズに、新モデル「Wacom Cintiq Pro 17」「Wacom Cintiq Pro 22」を追加すると発表した。

 直販価格はWacom Cintiq Pro 17が37万1800円(税込み、以下同)、Wacom Cintiq Pro 22が44万8800円で、専用スタンドは順に7万4580円と8万3380円となる。発売日はWacom Cintiq Pro 17が26日、Wacom Cintiq Pro 22は11月22日だ。

Wacom Cintiq Pro 22とWacom Cintiq Pro 17 Wacom Cintiq Pro 22(写真=左)とWacom Cintiq Pro 17(写真=右)。それぞれ専用スタンドとペントレイを装着している

製品の特徴と改良点

 Wacom Cintiq Proシリーズは、2016年に発売した初代の13型から、16型、24型、27型、32型と、さまざまなサイズをラインアップにそろえてきた。

「Cintiq Pro 17」

 Cintiq Pro 17のディスプレイサイズは17.3型で、リフレッシュレートは標準で120Hz、応答速度は8msだ。DCI-P3カバー率は99%、Adobe RGBカバー率は88%、Rec.709カバー率は100%(いずれもCIE 1931)で、最大表示数は10億7374万色、1024階調の表現が可能だという。最大輝度は400カンデラ、コントラスト比は1000:1となっている。

「Cintiq Pro 22」

 Cintiq Pro 22のディスプレイサイズは21.5型で、リフレッシュレートは標準で120Hz、応答速度は12msとなっている。DCI-P3カバー率は99%、Adobe RGBカバー率は95%、Rec.709カバー率は100%で、最大表示数は10億7374万色、1024階調の表現が可能だ。最大輝度は300カンデラ、コントラスト比は1200:1となる。

製品仕様 Cintiq Proシリーズ、サイズ別の仕様詳細

「Wacom Pro Pen 3」

 今回のCintiq Pro 17/22は、2022年発売のCintiq Pro 27と同様に、最新のペン「Wacom Pro Pen 3」に対応している。

 Wacom Pro Pen 3は、Wacom Pro Pen 2と比べ、ペン芯が約1mm長い約3mmになっている。ペン先の角度も30度と比較的シャープになったため、視認性が向上した。通常であれば、ペン芯が長くなると荷重をかけた時にたわんだり線がぶれたりしがちだが、芯そのものを改良することにより、安定した線を描けるようになったという。

 また、芯の遊びをより小さくし、芯がペンの中で回転しにくいように構造を改良している。傾き検知は最大60度に対応している。

 Wacom Pro Pen 3はカスタマイズ性も高く、グリップの太さ、サイドスイッチの数、重心の位置なども付属するカスタマイズパーツによって変更できる。手になじみやすく、書き心地が向上しているという。

描きやすいWacom Pro Pen 3 Wacom Pro Pen 3は前モデルと比べ視認性も描画の追従性もアップしている

高い色再現性を確保

 どちらも色見本大手の米PANTONEの認証を受けており、広範囲の色を正確に再現できるとしている。色表現が正しいかどうかの確認に別のモニターを使う手間を省け、色補正の時間を大幅に削減できるのが売りだ。

 より明るい色や、より深い黒を表現するHDRにも対応しているため、複雑な色や照明、影、コントラストを重視する写真作品の制作や、3Dコンテンツの制作などに効果を発揮するという。

 視認度が高まったWacom Pro Pen 3で自然な描画を行えるように、ペン先と描画の視差を最小限に抑えるディスプレイ構造を採用している。反射やギラツキを抑えつつ、ペンがディスプレイ上で滑りすぎないよう、バランスの良い表面処理を施した。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月24日 更新
  1. 若者向けのカラフルな新「Dell 14S」が日本上陸 11月1日まで4.5万円引きの14万9800円から (2026年10月22日)
  2. “置き場所に困る”大容量ポタ電の壁を打破! 冷蔵庫を3日動かすEcoFlow「DELTA Gen4」シリーズが日本上陸 (2026年10月23日)
  3. 折りたたみ型から薄型まで! スマホやタブレットで“本気”の文字入力に使える持ち運び用キーボードを選ぶコツ (2026年10月23日)
  4. FCCLが「FMV Keyboard X」の一般販売を開始 ハイスペックマウス「FMV Mouse X」も同時発売 (2026年10月22日)
  5. 「iPhone Duo」を1週間使って分かった、全部盛りではない“上質さ” 心地いい開閉ヒンジの内部を見るために“非破壊検査”してみた (2026年10月21日)
  6. 「Galaxy Watch9」を1週間使って分かったこと Pixel Watchと比べた使い勝手は? (2026年10月23日)
  7. スマホは「バッグの中」から「外」へ AULUMUのスリングバッグ2種で移動時のプチストレスを解消した (2026年10月22日)
  8. PFUから33万円キーボード「HHKB Professional Elite」登場! 英語配列のみで有線特化の“原点回帰” 全世界300台限定 (2026年10月22日)
  9. 約22万円の新型「Mac mini」で初めてのローカルAI体験 ストレージの価格高騰対策にピッタリかも (2026年10月20日)
  10. 14型モバイルノートPC「FMV Note U」に新モデル登場 約634gモデルに加えて「ゴジラ-0.0」コラボモデルも (2026年10月22日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー