FCCLが個人向けPCの2023年冬モデルを発表 新デザインを採用した液晶一体型PC「ESPRIMO FH」など

» 2023年11月14日 11時00分 公開
[ITmedia]

 富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は11月16日、個人向けPCの2023年冬モデルの販売を開始する。

 今回のラインアップでは、23.8型液晶一体型デスクトップPCモデルの「ESPRIMO FH60/H3」「ESPRIMO FH77/H3」の他、15.6型ノートPC「LIFEBOOK AH50/H3」、13.3型モバイルノートPC「LIFEBOOK CH75/H3」を用意。それぞれ、Web直販(富士通 WEB STORE)限定のカスタマイズ(CTO)モデルも要位する。

 ESPRIMO FHシリーズは4辺狭額縁の新型スマートデザインボディーを採用し、スタンド設置幅の小型化も実現している。

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photo ESPRIMO FH60/H3(上)、ESPRIMO FH77/H3(下)

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photo LIFEBOOK AH50/H3(上)、LIFEBOOK CH75/H3(下)

 2023年冬モデルでは、付属ソフトウェアも強化している。

 「FMVコントローラー」は、スマートフォンでPCをリモート操作できる機能だ。PCのタッチパッドとして使ったり文字入力をしたりできる「タッチパッドモード」の他、動画視聴時のリモコンとして使える「動画リモコンモード」、PowerPointを使ったプレゼンテーションに最適な「プレゼンリモコンモード」の3モードを実装している。

 アシスタントアプリ「ふくまろ」も強化。OpenAIの「ChatGPT」ベースとなり、定型的な会話のみが可能だった従来版よりも、柔軟な対話を行うことができるようになった。

 ESPRIMO FHシリーズの2製品は共に、フルHD表示対応の23.8型液晶を搭載し、CPU(APU)としてFH60/H3はRyzen 5 7530U、FH77/H3はCore i7-1260Pを採用した。メモリはそれぞれ8GB/16GBを、ストレージは512GB SSDを内蔵し、DVDスーパーマルチドライブも内蔵している。予想実売価格はそれぞれ21万円強、24万円強の見込みだ(税込み、以下同様)。

 LIFEBOOK AH50/H3は15.6型フルHD液晶ディスプレイを備えるスタンダードノートPCで、APUとしてRyzen 7 5700Uを搭載する。16GBメモリと256GB SSDを内蔵し、ギガビット対応有線LAN、Wi-Fi 6E/Bluetooth 5.3接続もサポートしている。予想実売価格は17万円強だ。

 LIFEBOOK CH75/H3は13.3型WUXGA(1920×1200ピクセル表示)液晶を備えるモバイルノートPCで、CPUはCore i5-1235Uを搭載。16GBメモリ、ストレージは512GB SSD搭載を内蔵した。Wi-Fi 6E対応無線LAN、Bluetooth 5.3も利用可能だ。予想実売価格は20万円強となっている。


photo STYLISTIC WQ2/H3

 この他、同社Web直販限定モデルとして、Celeron N5100搭載の10.1型タブレットPC「STYLISTIC WQ2/H3」が発売される。先述の4モデルをベースとするCTOモデルと共に、11月14日から受注を開始している。発送は11月中旬から順次始まる予定だ。

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