34型ウルトラワイド液晶やヘッドセットも付属! 「NEXTGEAR JG-A7G6T」の限定セットモデルを試して分かったこと(3/3 ページ)

» 2023年11月17日 13時30分 公開
[山本竜也ITmedia]
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ゲーミング性能をベンチマークで確認

 ここからは、その性能を見てみよう。NEXTGEAR JG-A7G6Tは基本スペックをBTOでカスタマイズ可能だが、今回試したのは標準構成のもので、CPUはRyzen 7 5700X(8コア16スレッド/3.4GHz〜4.6GHz)、GPUはGeForce RTX 4060 Ti(グラフィックスメモリは8GB)、メモリは16GB(8GB×2/DDR4-3200)、ストレージ512GB(NVMe/PCI Express接続)だ。OSはWindows 11 Homeとなる。

 まずは、PCの総合的な性能を図る「PCMark 10」の結果からチェックしよう。トータルスコアは「7596」で、Webブラウジングやビデオ会議など、一般的なPCの使用方法に対するスコアのEssentialsは「1万3」、オフィスアプリケーションのシステムパフォーマンスを測るProductivityは「9306」、そして写真編集やビデオ編集などデジタルコンテンツを扱うDigital Content Creationは「1万2780」と、いずれも高いスコアを記録している。

 ゲームプレイだけではなく、オフィスユースやクリエイティブな用途にも十分な性能を発揮しそうだ。

NEXTGEAR JG-A7G6Tウルトラワイド5点セット マウスコンピューター 34型 Ryzen PCMark10のスコア

 続いて、グラフィック性能を測る「3DMark」とベンチマークテストとしては比較的負荷が高めな「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」の結果を見てみよう。比較しやすいよう、ASUS JAPANのゲーミングノートPC「ROG Flow X13」(AMD Ryzen 9 7940HS、GeForce RTX 4060 Laptop GPU搭載)のスコアを並べた。

 結果としては、いずれのテストでも最新ゲーミングノートPCを大きく上回るスコアを記録した。基本的にスペックが固定されてしまうノートPCと違い、デスクトップPCは必要に応じてメモリやストレージの増設、GPUのアップグレードなども行える。この先数年は使い続けることができるだろう。

NEXTGEAR JG-A7G6Tウルトラワイド5点セット マウスコンピューター 34型 Ryzen 3DMarkのスコア
NEXTGEAR JG-A7G6Tウルトラワイド5点セット マウスコンピューター 34型 Ryzen FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークのスコア(1920×1080ピクセル/フルスクリーン設定)

 試しにカプコンの「STREET FIGHTER 6 ベンチマーツール」を試したころ、100点中100点という結果になった。

NEXTGEAR JG-A7G6Tウルトラワイド5点セット マウスコンピューター 34型 Ryzen STREET FIGHTER 6 Benchmark Toolのスコア

迷ったらコレといえるオールインワンセット

 今回紹介したNEXTGEAR JG-A7G6Tウルトラワイド5点セットは、同社直販サイトの価格で21万9800円からだ。Ryzen 5 4500のCPUとGeForce RTX 4060のGPUとワンランク下の「NEXTGEAR JG-A5G60(ウルトラワイド5点セット)」は16万9800円からとなっている。

 このセットを購入すれば、ゲーミングPCに必要なものが一通りそろう。自作PCというと配線などが大変な印象もあるが、本セットなら基本的には電源ケーブルとディスプレイケーブル、そしてUSBケーブルを接続するだけで済む。面倒な設定なども不要だ。また、何か分からないことがあっても、3年間のセンドバック修理保証と24時間×365日電話サポートが付帯しているので安心だ。

 こういう意味でも、PCに不慣れなユーザーが最初に選ぶPCとしてもお勧めできる。後々、無線LANやストレージの増設などにも対応できる拡張性もあるため、とりあえずどれを買うか迷ったらNEXTGEAR JG-A7G6Tウルトラワイド5点セットを購入すると、手軽に快適なゲーミング体験を味わえる。

 対応ゲームタイトルによるが、やはり3440×1440ピクセルというウルトラワイドの画面でゲームをプレイすると、没入感が通常のディスプレイとは大きく異なる。その点でも魅力は大きい。

 なお、34型のウルトラワイド5点セットは数量限定なので、気になるなら早めに購入しよう。ウルトラワイドではないが、通常の24インチ液晶ディスプレイがセットになったスターターセットも用意されており、予算や好みに応じて選ぶといいだろう。

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