「PlayStation Portal リモートプレーヤー」の実機を試す 気になる操作感、遅延、バッテリー駆動時間は?:今どき! 買いどき! デジモノ道案内!(1/3 ページ)

» 2023年11月24日 12時00分 公開

 このところ、携帯ゲーム機の選択肢が増えている。コンソール機の「Nintendo Switch」は言うまでもなく、2023年はASUS JAPANがWindows搭載のポータブルゲーミングPC「ROG Ally」を発売し、さらにValveは有機ELディスプレイを採用した「Steam Deck」の新モデルを17日に発売した。後者2つはPCゲームがそのままどこでも遊べてしまう。

 これらハイパフォーマンスな携帯ゲーム機が市場を賑わしている中、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が15日に発売したのが「PlayStation Portal リモートプレーヤー」だ。

photo リモートプレイ専用機の実力をチェックする

 本製品は「PlayStation 5」(以下、PS5)用のリモートプレイ専用機だ。単独でゲームをプレイできるわけではなく、PlayStation 5で動作しているゲームの画面をワイヤレスで表示し、遠隔操作できるというデバイスだ。そこで今回は本製品でどのようなゲーム体験を得られるのか、SIEから借用した実機を用いてレビューをお届けしよう。

PS5とWi-Fi環境が必須のポータブルリモートプレーヤー

 PlayStation Portal リモートプレーヤーはPS5専用のポータブルリモートプレーヤーだ。ディスプレイは8型のカラー液晶を採用している。解像度は1920×1080ピクセル、画素密度は275ppiだ。1秒間に画面の書き換え回数を示すリフレッシュレートは60Hzとなっている。

 ワイヤレス通信はIEEE 802.11a/b/g/n/ac(5GHz対応)と、低遅延の独自ロスレスオーディオ規格「PlayStation Link」(2.4GHz)に対応している。Bluetoothは搭載されていないが、PlayStation Linkに対応した「PULSE Eliteワイヤレスヘッドセット」(1万8981円)、「PULSE Exploreワイヤレスイヤホン」(2万9981円。いずれもソニーストア価格)などと直接接続すれば、自宅のWi-Fi圏内で低遅延の臨場感のあるオーディオを楽しめるという。

 本体サイズは実測で300(幅)×115(奥行き)×7.7〜64(厚み)mm、重量は529gだった。4370mAhのリチウムイオン充電池を内蔵しており、バッテリー充電時間は約2時間30分だ。

 バッテリー駆動時間は非公表だが、ディスプレイ輝度100%、音量50%でリモートプレイしたところ、4時間24分50秒動作した。PlayStation 5の画面をストリーミング表示しているPlayStation Portal リモートプレーヤーは自身では高負荷な処理を行わないため、ポータブルゲーミングUMPCよりも長時間ゲームをプレイできるわけだ。

photo 製品パッケージ。右下にPS5とWi-Fiが必須であると記載されている
photo パッケージの裏には「PlayStation Portal リモートプレーヤーでは、PS5にインストールされている対応ゲームをストリーミングでプレイできます」と記載されている
photo パッケージには本体、説明書、USBケーブル(Type-C to Type-C、実測148cm)が付属する。ACアダプターは含まれていない
photo 本体前面。8型液晶ディスプレイを挟んだ左側には方向キー、クリエイトボタン、PSボタン、左スティック/L3ボタン、右側にはMUTEボタン、オプションボタン、アクションボタン(□/△/×/○)、右スティック/R3ボタンを配置。タッチパッド/タッチパッドボタンは存在しないが、ディスプレイがタッチ操作に対応している
photo 本体背面。ディスプレイの裏にシリアルナンバーが数字とQRコードで印字されている
photo 上面にはスピーカー、マイク、ボリュームボタン、PlayStation Link用ボタン、電源ボタン、R1/R2ボタン、L1/L2ボタンを用意している
photo 下面にはUSB Type-C端子、ヘッドセット端子、マイクを装備している
photo コントローラー部の形状は「DualSenseワイヤレスコントローラー」と同じだ
photo PlayStation Portal リモートプレーヤーの実測重量は529.5gだ
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