ベンチマークテストの結果を見よう。Mouse Control Center等の設定については、特に記載が無い限り以下で統一した。GPUが「ディスクリートGPU」、動作モードは「パフォーマンス」、OSのWindows 11 Homeの電源設定は「最適なパフォーマンス」だ。
CINEBENCH R23(最低実行時間10分)のCPUスコアは、1万9690ptsだった。Core i7-13700H搭載機より1〜2ランク上のスコアであり、16コア24スレッドのパワフルなCPUのポテンシャルはしっかり引き出すことができている。総合性能のテストであるPCMark 10でも比較対象を全項目で圧倒しており、基本性能の高さを実証している。
ゲーミングで重要な3D描画性能も上々だ。定番の3DMarkのスコアでは、DirectX 11ベースのFire StrikeからDirectX 12 Ultimate対応のSpeed Wayまで、どのテストでもGeForce RTX 4060 Laptop GPU搭載機の平均スコアを上回る結果が出ている。
また、FINAL FANTASY XIV:暁月のフィナーレベンチマーク(1920×1200ピクセル/最高品質)では最高評価の「非常に快適」だ。高負荷ゲームのサイバーパンク2077でも、1920×1200ピクセル「レイトレーシング:ウルトラ(DLSSフレーム生成有効)」の条件で最低フレームレートが69fpsと高画質で快適にプレイできる実力を示した。
また、高フレームレートが好まれるレインボーシックス シージ(1920×1200ピクセル/低品質)で最低フレームレートがリフレッシュレートの165Hzを楽々と上回っており、常時コマ落ちの心配なく165Hzでのプレイができるパフォーマンスを示している。
最後に発熱や騒音面を見ていこう。
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