Microsoft Copilotに最新のGPT-4 TurboやDALL・E 3を順次導入/日本マイクロソフトが法人向けソフトウェアとクラウドサービスの値上げを発表週末の「気になるニュース」一気読み!(2/3 ページ)

» 2023年12月10日 06時00分 公開
[山本竜也ITmedia]

「Windows 11 22H2/23H2」向け11月度プレビューパッチ公開

 米Microsoftは12月4日(現地時間)、Windows 11 22H2および23H2向けの11月度非セキュリティプレビュー更新プログラム「KB5032288」をリリースした。Windows 10 22H2向け(KB5032278)は11月30日にリリース済みだ。

photo Windows 11 22H2/23H2向けの11月度プレビュー更新プログラムがリリースされた

 Windows 11 22H2および23H2向けでは、以下のような機能が追加されている。

  • Copilot in Windowsが複数ディスプレイで使用可能に
  • Alt+TabのタスクスイッチにCopilotのサムネイルプレビューが表示されるようになる
  • Windows標準の壁紙を設定している場合、今後数週間のうちにWindows Spotlightがデフォルトの背景に設定される可能性がある
  • ローカルアカウントを使用してWindowsにログインしている場合、Copilot in Windowsにヘルプを求められる回数が10回に。それ以降は認証済みアカウントでサインインする必要がある
  • タスクバーからCopilot in Windowsを開く速度が向上

 非セキュリティ更新プログラムの適用は必須ではなく、オプションを有効にしていなければ自動でアップデートされることもない。アップデートしなかった場合、翌月のセキュリティ更新プログラムと同時に適用される。

MetaとIBMがオープンで安全なAI推進に向けた「AI Alliance」を設立

 米Metaと米IBMは12月5日(現地時間)、AMDやCERN、Dell Technologies、Intel、東京大学などの企業、政府機関、大学など50以上の組織と共同で「AI Alliance」の設立を発表した。オープンで安全かつ責任あるAIの開発を推進するとしている。

photo MetaとIBMが50以上の組織と共同でAI Allianceの設立を発表した

 AI Allianceは「行動志向かつ国際的な枠組みであり、社会のニーズや複雑性を反映する方法でAIの進化を形作ることができる多様な機関を通じて、あらゆる場所で機会を創出すること」を目的としている。科学的厳密性、信頼性、安全性、セキュリティ、多様性、経済競争力を確保しながら、オープンなコミュニティーを育成し、開発者や研究者がAIの責任あるイノベーションを加速できるように注力するとしている。

 そのために、AIシステムの責任ある開発と使用を可能にするベンチマークや評価基準、ツール、その他のリソースを開発していくという。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

最新トピックスPR

過去記事カレンダー