Access コントローラーを使ってみて感じたのは、ボタンとアナログスティックに設定された絶妙な押圧力だ。
円形に配置されたボタン側全体に手をかぶせるように置いても、手首を預けていればボタンを不用意に押してしまうことはない。また、比較的軽い力でボタンを押すことができ、力を抜けばボタンはオフ状態に戻る。そして、指の力の弱い人に配慮して、カーブボタンキャップ、オーバーハングボタンキャップ、ワイドフラットボタンキャップが用意されており、例えばカーブボタンキャップであれば、外側に指をずらせば弱い力でもボタンを押せる。
アナログスティックについても、標準スティックキャップ、ドームスティックキャップ、ボールスティックキャップと形状と長さの異なる3種類のスティックが用意されている。ボールスティックキャップであれば、わずかに手首を回転させるような動作で操作できる。ボタン、スティックの押圧力を最終的に決定するまでに、数多くの試作を重ねたはずだ。
3つのプロファイルが用意され、素早く切り替えられるのも便利だろう。ゲームごとにプロファイルを用意するだけでなく、マップ移動ではプロファイル1、戦闘シーンではプロファイル2、システム操作ではプロファイル3などのように、シーンに応じて最適なプロファイルを利用できる。プレイヤーが操作可能なボタンが少ない場合でも、このプロファイル機能を活用すれば、快適にプレイできるゲームは増えるはずだ。
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