カードが少しシンプルに? 「GeForce RTX 4070 SUPER Founder Edition」の外観をチェック

» 2024年01月09日 07時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 既報の通り、NVIDIAが1月8日(米国太平洋時間)、新型GPU「GeForce RTX 40 SUPERシリーズ」を発表した。第1弾の「GeForce RTX 4070 SUPER」は米国において1月17日に発売される。

 この記事では、同社が自ら設計したグラフィックスカード「GeForce RTX 4070 SUPER Founder Edition」(日本未発売)を同社からお借りして、レビューや発売に先駆けて外観をチェックしていく。

GeForce RTX 4070 SUPER Founder Edition GeForce RTX 4070 SUPER Founder Edition

集中線入りパッケージは健在

 今までのGeForce RTX 40シリーズのFounders Editionは、面白いギミックの化粧箱に入っていた。

 今回のFounders Editionも、同じギミックのパッケージ(箱)を採用している。箱を開けると、カード周辺に集中線の入る“映える”デザインを採用している。

箱正面 パッケージ(箱)の正面は、従来のGeForce RTX 40シリーズのFounders Editionと比べるとちょっとツルツルなような気がする
箱を開ける 箱を開けると、カードの周囲に集中線が入っている。エフェクトをかけずとも“映える”写真を撮れる

シックなデザイン

 今回のFouders Editionは、かなりシックに見える。というのも、ボディーは全体が黒色で、側面の「GEFORCE RTX」ロゴ以外は別のカラーが存在しないからだ。

 個人的には「最初からこうすれば良かったのに……」と思うくらいにはカッコいいと思う。

すごく……黒いです GeForce RTX 4070 SUPER Founder Editionは全体が黒色で、今までと比べると非常にシックである。ともすると「業務用カード?」とか思ってしまうが、筆者からすると、むしろこの方がいい。ちなみに、ファンはカードの裏と表に1基ずつ備えている
側面 側面には「GEFORCE RTX」をロゴが入っている

補助電源は「8ピン×2」相当

 GPU用の補助電源ピンは「12VHPWR規格」のものを1基搭載している。さすがに最近の電源では、大容量モデルを中心に本規格の電源ケーブル(端子)を備えるモデルが多くなった。

 とはいえ、12VHPWR規格のケーブル(プラグ)を持たない電源はまだまだ多い。そのため、従来の8ピンの補助電源プラグとの変換アダプターも付属している。アダプターは「8ピン×2構成だ。本カードのTGP(トータルグラフィックスパワー)は220Wなので、これで十分である。

12VHPWR Founders Editionのご多分にもれず、本カードの補助電源は12VHPWR規格となっている
変換アダプター 付属の変換アダプターは「8ピン×2」となっている
刺してみた 変換アダプターをカードに刺してみたところ

映像出力はオーソドックス

 カードは2スロット厚となる。冷却機構がブラケットからはみ出ることもないので、多くのケースに問題なく収まるだろう、カードを支える補強ステーのネジ穴は用意されていない。

 映像出力端子は従来のFounders Editionと同じで「HDMI×1+DisplayPort×3」という構成となっている。

正面 ブラケットは2スロット分。映像出力端子は「HDMI×1+DisplayPort×3」という構成だ
背面 反対側には補強ステーの取り付け部位はない

 GeForce RTX 4070 SUPER Founder Editionの“実力”をチェックするベンチマークテストは、後日改めてお伝えする。楽しみにしていてほしい。

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