これまで行ったテストは、パッケージに付属するUSB4準拠のケーブルでテストしたが、これを100円ショップで売っているUSB Type-Cケーブルに交換したらどうなるだろうか。USB 3.2 Gen 2 x2(USB 20Gbps)で試したところ、下記のように大幅に速度がダウンした。
本ドライブの性能をフルに生かしたいなら、接続ケーブルにも気を付けたい。
気になる発熱だが、13インチMacBook Pro(2020)でベンチマークテスト中にSSDのボディーを触れても32度〜35度くらいと、外装部分で気になる温度はなかった。メタルボディーと、冷却ファンの相乗効果というところだろうか。
試しにカバーを閉じた状態(ファンを回転させない)にするとそれなりに熱を帯びるので、利用時はカバーを開けて置くのがベターだろう。
USB4/Thunderbolt 4対応環境ではPC内蔵のSSDと遜色のない超高速データ転送ができ、非対応環境でも高速、かつユーティリティーも豊富なのが本機の魅力だ。メタルボディーの存在感と独自のギミックを備えつつ、高級感もあるので所有欲も満たしてくれる。
写真や動画データを持ち歩く人、仕事上の機密データを扱っている人、外付けストレージからローカルストレージに移動させることなく編集作業をしたいという人であれば、選択肢の1つとなるだろう。
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