Dynabookは2月16日、10.1型の2in1デタッチャブルPC「dynabook K2」を発売する。価格はオープン設定で、想定価格は9万円台後半(税込み)となっている。
【訂正:2月9日18時30分】初出時、付属のペンをキーボードドックで充電できるという旨の記載がありましたが、正しくは付属のケーブルで充電可能です。おわびして訂正いたします
dynabook K2はキーボードドックを取り外せる設計で、タブレットスタイルとノートPCスタイルのどちらでも使えることが特徴だ。「dynabook K1」の後継モデルで、「GIGAスクール構想」における学習用端末の要件を満たしている。なお当面の間、旧モデルのK1も併売される。
CPUはCeleron N4500(1.1GHz〜2.80GHz/2コア2スレッド)で、メモリは8GB(LPDDR4X規格、増設/換装不可)、ストレージは256GBフラッシュメモリを備える。重量は、本体(タブレット部)単体で約590g、キーボードドックとの合算値で約1097gとなる。ディスプレイは1280×800ピクセルの約10.1型液晶で、タッチ操作とペン入力に対応する。OSはWindows 11 Proをプリインストールし、「Microsoft Office Home and Business 2021」のライセンスと「Microsoft 365 Basic」の1年間利用権も付属する。
本体の外装には、滑りにくく耐衝撃性の高いTPU(熱可塑性ポリウレタン)を採用。落下時の衝撃を吸収して本体を保護する。米国防総省が制定の「MIL-STD-810H(MIL規格)」に準拠した耐久テスト(10項目)も実施予定だ。
キーボードのキーピッチは約17mm、キーストローク(押し下げた際の深さ)は約1.4mmとなっている。キートップの印字を見やすく配置した他、キーキャップに突起を付けることで外れにくくなっている。
先代のK1のキーボードドックと比べると、本機のドックはキーボード(とタッチパッド)の機能に特化したことが特徴で、USBコネクター類は全て本体側にある。このドックには付属のアクティブペンのホルダーも備わっている。
バッテリー駆動時間(※1)は動画再生時で約6.5時間、アイドル時で約16時間だ。30分の充電でバッテリー駆動時間の約40%を充電できる「お急ぎ30分チャージ」機能も用意されている。
(※1)JEITA バッテリ動作時間測定法(Ver. 3.0)による計測値
また、オンライン会議をサポートするための機能として、FnキーとAキーを同時に押すことでマイクのオン/オフが可能な「ワンタッチマイクミュート」、AIが人の声と環境ノイズを識別して環境ノイズを除去する「AIノイズキャンセラー」や、前面200万画素、背面500万画素のカメラも装備している。
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