自分でバッテリー交換できて深いキーボードを備えるモバイルPC「dynabook X CHANGER」登場 コンバーチブル2in1「dynabook V」にも新モデル

» 2023年12月13日 11時00分 公開
[ITmedia]

 Dynabookは12月13日、個人向けモバイルノートPCの新モデルを発表した。新モデルのうち「dynabook V6/W」「dynabook V8/W」は12月15日から、「dynabook X6/W」「dynabook X8/W」は2024年1月19日から順次発売される。

dynabook X CHANGER(dynabook X6/W、dynabook X8/W)

 「dynabook X6/W」「dynabook X8/W」は、個人向けdynabookに新たに追加された「dynabook X CHANGER」シリーズの初号機となる。

 7月に発表された法人向けモデル「dynabook X83」をベースに開発されており、ユーザー自身によるバッテリー交換に対応することが特徴だ。ボディーカラーはダークテックブルーと新色のダークテックシルバーの2種類を用意しており、想定販売価格(税込み、以下同)はdynabook X6/Wが25万円台前半、dynabook X8/Wが27万円台半ばとなっている。

dynabook X6/W dynabook X6/W (ダークテックブルー)
dynabook X8/W dynabook X8/W(ダークテックシルバー)

 ディスプレイは1920×1200ピクセル(アスペクト比16:10)の13.3型液晶で、CPUはX6/WがCore i5-1340P、X8/WはCore i7-1360Pを搭載している(いずれもPコア4基8スレッド+Eコア8基8スレッド)。メインメモリは16GB(LPDDR5-4800規格)、SSDは512GB(PCI Express 4.0接続)を備える。Webカメラは約92万画素で、HD(1280×720ピクセル)撮影に対応する。電源ボタンには指紋センサーを備える。

キーボードのキーストローク(押し込む深さ)は、ベースモデルよりも深い2mmとしており(※1)、メーカーは「深く押し込めるキーボードを求めている人にお勧め」としている。

(※1)ベースモデル(dynabook X83)は1.5mmストロークキーボードが標準で、購入時のオプションとして2mmストロークキーボード構成を選択できる

バッテリー交換可能 ユーザーによるバッテリー交換を可能とする構造を採用する。ただし、電源をオフとした状態で交換する必要がある

 OSはWindows 11 Homeをプリインストールしている。バッテリー駆動時間は、動画再生時が最長約10時間、アイドル時が最長26時間(JEITAバッテリ動作時間測定法 Ver3.0)となる。

dynabook V(dynabook V6/W、dynabook V8/W)

 「dynabook V6/W」「dynabook V8/W」は、タブレットスタイルでの利用などに対応したコンバーティブル型2in1ノートPC「dynabook V」シリーズの最新モデルとなる。想定実売価格はV6/Wが25万円台後半、V8/W28万円台半ばの見込みだ。

dynabook V8/W dynabook V8/W(クラムシェルスタイル)
photo dynabook V8/W,dynabook V8/W(タブレットスタイル)

 両モデルは現行モデルをベースにCPUを第13世代Coreプロセッサにアップデートしている。V6/WはCore i5-1340Pを、V8/WはCore i7-1360Pを搭載している。メインメモリは16GBで、SSDはV6/Wが256GB、V8/Wが512GBを備える。OSはWindows 11 Homeをプリインストールしている。

 バッテリー駆動時間は、動画再生時が最長約8.5時間、アイドル時が最長22.5時間(JEITAバッテリ動作時間測定法 Ver3.0)となる。

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