Microsoftは2月28日(現地時間)、次世代ゲームに超解像度(SR)をシームレスに統合可能にするために、GPUハードウェアベンダーと提携して設計された新API「DirectSR」を発表した。詳細はGDC 2024(Game Developers Conference 2024)で公開される。
Microsoftが超解像技術の新API「DirectSR」を発表した
超解像(Super Resolution/SR)は、ゲームの解像度とビジュアル品質を向上させる技術だ。現在はNVIDIAの「DLSS Super Resolution」や「AMD FidelityFX Supre Resolution」、Intelの「XeSS」など、ベンダーごとにさまざまなソリューションが提供されているが、DirectSRはそれらを単一のコードパスで利用可能にするというもの。
DirectSRのパブリックプレビューは、Agility SDK経由で間もなく利用可能になるとのこと。開発者は、OSのアップデートを待たずに新しい DirectX機能を利用できるようになるとしている。
Microsoftは2月29日(現地時間)、2月に「Copilot for Microsoft 365」に行われたアップデート内容を公開した。今後、毎月提供していくとのことだ。
Microsoftが、Copilotに追加されたアップデート内容のまとめを公開した
アップデート内容は下記の通りだ。
- 新たに17言語のサポートを追加
- Copilot Lab: ユーザーにCopilotの学習リソースを提供
- Microsoft 365モバイルアプリでCopilotが利用可能に
- FormsにCopilo導入(3月に提供予定):アンケートや投票などフォームの作成をCopilotに指示可能に
- OneDrive for WebにCopilot導入(4月下旬提供予定): OneDrive内のファイルに含まれる情報をCopilotで検索可能になる
- ドキュメントを共有時に簡単な概要を含める(3月に提供予定):ドキュメントを供する際に、Copilotが生成した概要を追加。受信者はドキュメントを開かなくても内容を知ることができるようになる
- Streamに対応(4月下旬に提供予定):Microsoft Streamの動画をCopilotが要約し、内容に関する質問に答えたり、人/チーム/トピックがいつ議論されているかを特定しその時点にジャンプできたりするようになる
- 「Help me create」(3月提供予定):Microsoft 365 Webアプリで、プレゼンテーションやリスト、アイスブレイククイズなど作成したいものをCopilotに伝えるとAIが内容を提案してくれる
- クラシック版Outlookに対応:クラシック版OutlookにCopilotが対応し、電子メールの要約を行えるようなった。Copilotによる下書き機能は3月下旬、コーチング機能も3月初旬に提供予定
- Copilot in Microsoft Teamsがアップデート:以前のバージョンよりも多機能に
- 管理センターのMicrosoft Copilot使用状況レポートが改善
- 金融サービス業界におけるCopilotの利用状況についてレポートを公開
- Copilot for Microsoft 365 Tech Acceleratorのすべてのセッションを確認可能に
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