ワークステーション「Precision」シリーズのモバイル製品にもIntel Core Ultra プロセッサ搭載モデルが追加された。
16型の有機ELディスプレイを選択可能な「Precision 5690」は、最上位としてCore Ultra 9、オプションの外部GPUとして「NVIDIA RTX 5000 Ada Laptop GPU」を追加できる。
14型の「Precision 5490」は、同様にCore Ultra 9を選択できる他、オプションの外部GPUは「NVIDIA RTX 3000 Ada Laptop GPU」を追加できる。
日本市場におけるデルの法人向けPC(ノートPC、デスクトップPC)ビジネスについて、2023年の出荷台数は2022年に比べて3.2ポイントの微増にとどまっており、国内ではシェア2位を維持しているという。
一方で、ワークステーションビジネスは好調だ。全世界における出荷台数は25期連続で1位、さらに2023年は日本市場において16年ぶりに出荷台数1位を記録した。
考えられる要因として、DXやワークスタイルの変化の加え、生成AI関連の需要が伸びていることが挙げられる。例えば、大規模言語モデル構築の検証にワークステーションを活用するような事例がみられるという。デルは今後もこうした需要が伸び続けると予測しており、製品やサービスを通じて支援していく考えだ。
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