米Microsoftは3月12日(現地時間)、2月28日にサポートページで明らかにしたデスクトップ版「Outlook」でメッセージの送信取り消し機能が利用できなくなる不具合が解消すると発表した。
→・2024年2月のセキュリティパッチが原因で「Outlook」の送信取り消しが利用不可に
この問題は、2月のセキュリティ更新プログラムで更新された「CVE-2024-21378:Microsoft Outlook のリモートでコードが実行される脆弱性」の不具合により、メッセージの取り消しが失敗するというもの。クラウドベースの送信取り消しを無効にし、Outlookデスクトップクライアント側に用意されている従来型の送信取り消し機能を使用している場合に発生するとしていた。
実際の修正は、3月26日にリリース予定のバージョン2403(Build 17425.20052)で行われる。いち早く利用したい場合には、βチャネル(Build 17506.15010以降)または3月中旬にリリース予定のプレビューチャネルを試すといいだろう。
修正が展開されるまでは、先に案内されていた通り、OWA(Outlook on the Web)または新しいOutlookを使用して、デスクトップ版Outlookから送信したメールの削除、あるいは置換を行うように呼びかけている。
米AMDは3月5日(現地時間)、モニターのちらつきを低減する「AMD FreeSync」の認証条件を2023年9月に引き上げていたことを明らかにした。
AMD FreeSyncは、モニターのリフレッシュレートをGPUのフレームレートに合わせて調整することで、ティアリングやスタッタリングなどのちらつきやカクツキといった現象を防ぐ機能だ。導入された2015年当時は、「60Hzがゲームに最適であると考えられていた」「120Hzのゲーミングモニターも珍しいものだった」とのこと。
しかし、現在はゲーミングモニターの大半は144Hz以上であり、業界におけるリフレッシュレートの上昇傾向は明らかとして、最新の標準テクノロジーを反映するためにFreeSync認証の要件を引き上げたと説明している。改訂後の認証要件は下記の通り。
なお、更新されたのはモニターとTVの要件のみで、ノートPC向けの要件に変更はない。
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