うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、3月10日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
米Microsoftで広告およびWebサービス部門のCEOを務めるミハイル・パラキン氏は3月13日(現地時間)、無料版のCopilotでGPT-4 Turboが利用可能になったと自身のXで明らかにした。
これまで無料版のCopilotでは、利用者が多いピーク時にGPT-4やGPT-4 Turboを利用できなかった。今後は無料版でもGPT-4 Turboが利用できるようになる。
ただし、常にGPT-4 Turboが使われるわけではない。パラキン氏によると、Copilotの設定で「より創造的に(Creative)」「より厳密に(Precise)」を選ぶとほぼ完全にGPT-4 Turboが使われるが、「よりバランスよく(Balanced)」では特定の場合にのみ使われるという。
米Microsoftは3月13日(現地時間)、業界初とする生成AIを使ったセキュリティソリューション「Microsoft Copilot for Security」を4月1日に世界中で一般提供すると発表した。
Microsoft Copilot for Securityは、2023年10月からプレビューとして提供されていた、セキュリティおよびIT専門家をサポートする生成AIソリューションだ。人間が見過ごしがちな部分を発見できるため、セキュリティチームの専門性を高めるのに役立つとしている。Microsoftによると、Copilot for Securityを使用したセキュリティアナリストは、22%高速にタスクを処理でき、精度も7%向上するという。さらに利用者の97%が、次回も同じタスクを実行する際にMicrosoft Copilot for Securityを使用したいと回答したとしている。
一般提供の開始に伴い、セキュリティワークストリームやタスク用に自然言語プロンプトを作成して保存できるカスタムプロンプトブック、ビジネスコンテンツと統合できるナレッジベース、日本語を含む8つの言語のサポートなどの新機能も追加する。
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