サンワのペン型マウス「400-MAWBT202」を試す 充実の多機能、狭い場所で作業できる喜び(4/4 ページ)

» 2024年05月24日 15時00分 公開
[渡辺まりか,ITmedia]
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使い勝手に癖がある

 左右両刀使いでもいけそうな半面、残念だった点がいくつかある。

思ったほうが良いだろう。1つはペン型であっても“お絵かき”など描画には向いていないということだ。これはマウスで描くのと同程度のクオリティーでしか描画できないと思ったほうが良いだろう。

400-MAWBT202で描画 400-MAWBT202で描画した例。マウスで描くのと変わらない

 2つ目はペンクリップ非搭載ということだ。胸ポケットに入れられるのはいいが、屈んだときに落ちてしまうのではなかろうか。また、ペンクリップがあれば、胸ポケットのない服でも襟元などに留めておける。

ここに留められれば便利 ここに留められれば便利なのだが

 最後は、握り直すのが若干面倒だということだ。通常であればデスク上にあるマウスをサッとつかむだけで操作を始められるが、400-MAWBT202の場合、寝ている状態から起こしてつかみ、さらに向きを確認するという作業が必要になる。すぐに握って作業できるような、簡易的なスタンドがあれば良いのになぁと感じた。

簡易スタンド ワイヤのようなもので構わないので、このような簡易的スタンドがあれば作業を始めやすそうだ

 なお、「使いづらい」と感じる人がいれば次のことを試してほしい。

  1. 太ももの上で使う
  2. 一段下がった台の上で使う
  3. 立て気味にして使う

 普段から、筆記用具を立て気味に使っていれば使用時に違和感を覚えないと思うが、寝かせ気味に書く人だと、思うように動かせないだろう。まずは太ももの上で使ってみて動きをチェックしてみることをオススメする。スムーズにマウスカーソルを操れるはずだ。

 体得したら、一段下がった台──例えば、キーボードスライダーとかキーボードトレーなどと呼ばれる作業スペースを使ってみよう。狭くても400-MAWBT202であれば不自由なく操作できる。問題なければそのままそこで作業を続けてもいいし、動きをマスターしたら、机の上に移動させても良い。ポイントは400-MAWBT202を“立て気味”にするということだ。

使うときには立て気味に 使うときには立て気味に。写真左のように、ペン先を寝かせるとうまく動作しない

 “なくて七癖”ということわざにあるように、どんな道具にも使い勝手に癖がある。省スペースで作業できること、筆記用具のように胸ポケットやペンケース、バッグのペンホルダーに入れて持ち運べることなど、400-MAWBT202には使うべきメリットの方が多い。しばらく使い込んで、自分を400-MAWBT202に合わせていこうと思う。

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