米UL Solutionsは5月21日(現地時間)、クロスプラットフォームベンチマーク「3DMark Steel Nomad」と「3DMark Steel Nomad Light」を発表した。従来の「Time Spy」の後継となる非レイトレーシングのGPUベンチマークで、全ての3DMarkユーザーが無料で利用できる。
Time Spyは2016年にリリースされたが、時間の経過とともに平均スコアは3倍になった。これは、ゲームおよびハードウェアテクノロジーの発展と並行して、Time Spyが老朽化し始めていることを意味しており、非レイトレースの新しいベンチマークが必要になったとしている。
なお、Time Spy自体は廃止するわけではないが、最新ハードウェアでは最新のベンチマークを利用することを推奨している。
Steel Nomadは超高負荷、Steel Nomad Lightは中負荷のテスト(この他に、マルチプラットフォーム対応の軽量版「Steel Nomad Lite」もある)で、どちらもネイティブ4Kで実行される(テスト環境に4Kディスプレイは不要)。負荷はTime Spyの約3倍、Fire Strikeの約7倍になっているという。
なお、ベンチマークシーンを探索し、グラフィック設定を切り替えたり変更したりできるExplorer Modeも用意されている。いくつかの秘密の場所や、過去25年間の3DMarkベンチマークを参照する多くのイースターエッグが隠されているとのことだ。
なお、今回の新ベンチマーク公開に合わせて、3DMarkの各エディションの名称が以下のように変更された他、リリース記念の75%オフセールも実施中だ。
米Microsoftは5月22日(日本時間)、Windows 10/11向けユーティリティーアプリ「PowerToys」の最新版(バージョン0.81.0)をリリースした。新ユーティリティーとして「Advanced Paste」が追加された。
Advanced Pasteは、クリップボードのコンテンツを別の形式に変換して貼り付けることができるツールだ。書式を無視してプレーンテキストとして貼り付け、Markdown形式で貼り付け、JSON形式で貼り付けが用意されている。
また、AI機能を搭載しており、例えば長文をコピーし、それをマーク・トウェイン風の文体で貼り付けたり、内容を要約したりといったことが可能になる。ただし、利用するにはOpenAIでAPIキーを取得し、それを登録する必要がある。なお、API経由での利用は有料なので、OpenAIアカウントに有効なクレジットがないと利用できない。
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