ビルの1階にある、そのお店の名は「INPAD」(硬派精璽)。店内はキーボードやマウス、ヘッドセットなどが所狭しと並べられた、まさにPC周辺機器屋さんですが、Webページを見るとディスプレイやゲーミングチェア、電源ユニットやPCケースなど自作パーツも取り扱っているようです。
店内は細長いL字型で、10mほど奥に行くと左に折れてレジなどがあります。左右にはキーボードやデスクマット、ヘッドセットやマイク、マウスにマウスパッドの試遊台や展示、在庫がぎっしりと詰まっており、ここで地震が起きてほしくないと思ってしまうほどです。
光華商場や三創數位生活園區で思いを果たせなかった、私たちの目がギラついていたのを見逃さなかった店員さんが、すかさず話しかけてきてくれました。
「English or Chinese……あ、日本語ね」
そう、安心の日本語対応です。
そこからは、せきを切ったかのように会話のキャッチボールが開幕です。
私:「Cherry MX2Aの静音赤軸(MX SILENT RED)を探しているんだけど、今日本でも品切れが多いんですわ」
店員さん:「ああ、それならいいのがあるよ。これでどう?」
私:「これ、全部Cherry MX2Aの静音赤軸?」
店員さん:「そう、たたいてみなよ! 昔のSILENT REDのもあるよ!」
そう、光華商場や三創數位生活園區では展示されているだけだったり、購入できても種類が少なかったりしたキースイッチが、山盛りで我々を待っていました。いや、台北で見つけたキーボードの沼がここにありました。
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