レノボ・ジャパンのブースでは、GIGAスクール向けの新端末を2機種展示していた。どちらもChromebookで、デタッチャブルタイプの「Lenovo Chromebook Duet EDU G2」とコンバーティブルの「Lenovo 500e Chromebook Gen 4s」だ。
Lenovo Chromebook Duet EDU G2は、ユーザーが外せないラバー製カバーと一体型のタブレットを本体としており、高い頑丈さを誇る。ディスプレイサイズは10.95型で、インカメラにはプライバシーシャッター付きだ。付属のキーボードはJIS配列で、スタイラスペンはケースの右側にすっぽり収まるようになっている。これなら紛失する心配はなさそうだ。キーボードを取り外せば、約800gの軽量タブレットとして使えるので、校外学習でも使い勝手が良さそうだ。リリースは2024年9月ごろの予定だという。
コンバーティブルタイプのLenovo 500e Chromebook Gen 4sは、担当者いわく「現行機種と中身はほとんど変わらない」。しかし、バッテリーをユーザーが交換できるように裏ぶたを簡単に開けられること、バッテリーをオプション購入できるようにした点などが新しい。
Lenovo 500e Chromebook Gen 4sでは、バッテリー駆動時間が約14.8時間とかなり長いが、やはり2年、3年使っているとどうしても使える時間が短くなってしまう。また、子どもの持つものなので落下させてしまいバッテリーの劣化が早まる危険性もある。そんなときにわざわざ修理工場に送っていては使えない時間ができてしまうし、何より修理代がばかにならない。
そのようなリスクを軽減するために、ユーザーがバッテリーを交換できるようにしたという。こちらは2024年から2025年の冬に発売予定とのこと。
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