無線LANなどのネットワーク機器に強いバッファローは、法人向け無線LAN機器やスイッチ、ネットワークアセスメント事業、抗菌仕様のキーボードやマウスなど、多くの製品を展示していた。
学校などの教育現場で一番困るのが、授業中に「Wi-Fiが途切れる」ことだ。バッファローの法人向け無線LAN機器には、「「ローミング支援」「干渉波自動回避」「DFS障害回避」「公平通信制御」の4つの機能が搭載されており、「Wi-Fiが途切れる」という問題を解消できるという。
1人1台の端末を使う授業が増えてきているが、その場合は、干渉の少ない6GHz帯が使えるWi-Fi 6Eが適している。また、有線のバックボーンに1Gbpsを超えるマルチギガポートを活用することで、有線環境を高速化でき、無線LANの性能もフルに発揮できるので、マルチギガポート対応のスイッチなどを導入することも重要だとアピールしていた。
左からトライバンド対応のWi-Fi 6E対応無線LANアクセスポイント「WAPM-AXETR」、Wi-Fi 6対応無線LANアクセスポイント「WAPM-AX8R」、Wi-Fi 6対応無線LANアクセスポイント「WAPM-AX4R」また、平常時は授業に使っているWi-Fi機器を、非常時には災害用Wi-Fiとして開放するソリューションも提案しており、そのために適した直射日光にも耐える屋外向けアクセスポイント「WAPM-1266WDRPA」も展示していた。
さらに文部科学省が推奨しているネットワークアセスメント実施促進事業にも対応しており、ネットワーク環境の調査を低価格で行っているという。その他、学校用として、防水防塵(じん)抗菌仕様のキーボードや防水防塵仕様のマウス、抗菌素材を採用したヘッドセットなども展示されていた。
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