未来を創る「子どもとプログラミング教育」

電子黒板からカラー電子ペーパーまで、次の教育ICTには何が採用される? 最先端が分かる「EDIX 東京 2024」で各社のブースを見てきた(5/7 ページ)

» 2024年06月27日 15時00分 公開
[石井英男ITmedia]

屋外用無線LANアクセスポイントや抗菌仕様のキーボード、マウスなどを展示していたバッファロー

 無線LANなどのネットワーク機器に強いバッファローは、法人向け無線LAN機器やスイッチ、ネットワークアセスメント事業、抗菌仕様のキーボードやマウスなど、多くの製品を展示していた。

photo バッファローブースの外観

 学校などの教育現場で一番困るのが、授業中に「Wi-Fiが途切れる」ことだ。バッファローの法人向け無線LAN機器には、「「ローミング支援」「干渉波自動回避」「DFS障害回避」「公平通信制御」の4つの機能が搭載されており、「Wi-Fiが途切れる」という問題を解消できるという。

 1人1台の端末を使う授業が増えてきているが、その場合は、干渉の少ない6GHz帯が使えるWi-Fi 6Eが適している。また、有線のバックボーンに1Gbpsを超えるマルチギガポートを活用することで、有線環境を高速化でき、無線LANの性能もフルに発揮できるので、マルチギガポート対応のスイッチなどを導入することも重要だとアピールしていた。

photo バッファローの法人向け無線LAN機器は、「ローミング支援」「干渉波自動回避」「DFS障害回避」「公平通信制御」の4つの機能により「Wi-Fiが途切れる」という問題を解消する
photo 左からトライバンド対応のWi-Fi 6E対応無線LANアクセスポイント「WAPM-AXETR」、Wi-Fi 6対応無線LANアクセスポイント「WAPM-AX8R」、Wi-Fi 6対応無線LANアクセスポイント「WAPM-AX4R」
photo 6GHz帯が利用できるWi-Fi 6Eは、1人1台端末授業に最適
photo 1Gbpsを超えるマルチギガポートを活用することで、有線環境を高速化できる
photo マルチギガ対応のスイッチや有線VPNルーター

 また、平常時は授業に使っているWi-Fi機器を、非常時には災害用Wi-Fiとして開放するソリューションも提案しており、そのために適した直射日光にも耐える屋外向けアクセスポイント「WAPM-1266WDRPA」も展示していた。

 さらに文部科学省が推奨しているネットワークアセスメント実施促進事業にも対応しており、ネットワーク環境の調査を低価格で行っているという。その他、学校用として、防水防塵(じん)抗菌仕様のキーボードや防水防塵仕様のマウス、抗菌素材を採用したヘッドセットなども展示されていた。

photo 平常時は授業に使っているWi-Fi機器を、非常時には災害用Wi-Fiとして開放するソリューション
photo 直射日光にも耐える屋外向けアクセスポイント「WAPM-1266WDRPA」
photo 文部科学省が推奨しているネットワークアセスメント実施促進事業にも対応
photo 防水防塵抗菌仕様のキーボードや防水防塵仕様のマウス
photo ヘッドセット類。中央の製品は抗菌素材を採用している

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