外観を見ていきましょう。表からの見た目は普通のモバイルディスプレイのようなバランスですが、ほぼ全面がガラスに覆われていて非常に質感が良いです。
ボタンや接続ポートは左側面に集中しています。
ダイヤルは回転と押し込み操作が可能で、アプリやOSの機能にドライバで割り当てる方式です。隣のスイッチで、カチカチとクリック感をつけるかスルスル回るかを選ぶことができます。ダイヤルは素材は良いものの、スレるような音や軸方向のガタつきがあったり、クリック有効時には不安定に引っかかるような違和感があったりと、全体的な品質にそぐわない操作感なのが惜しいです。個人的にはずっとクリック無効で使っていました。
裏面も格好良く、一般用途に適した54度〜75度で調節できるメインのスタンドと、ペンやタッチ操作に適した17度に設定できるサブのスタンドが内蔵されています。
キックスタンドだけで深く倒せるデバイスもありますが、ペンを持った手を置いたり筆圧をかけたりすると一番下まで潰れてしまって困ることがあり、スタンドを分けるのは良い工夫です。実際に剛性感もあり、何の不安定さもなく利用できます。
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