実は安い? 正当進化なカラー電子ペーパー端末「BOOX Go Color 7」は、快適な読書体験ができるオススメな1台「目指せ↑ワンランク上の仕事術」デジモノ探訪記(3/3 ページ)

» 2024年07月10日 18時47分 公開
[石黒直樹ITmedia]
前のページへ 1|2|3       

カラー電子ペーパーのラインアップの中では、安い部類

 円安の影響は大きく、BOOXに限らず全般的にガジェットの価格は上がっています。その中でもBOOX Go Color 7は税込みで4万9800円と、カラー電子ペーパーとしては安めの部類です。

 本体サイズが小さくなると基本的に価格は下がるので、カラー電子ペーパーを体験してみたい方には手に取りやすい価格帯ではないでしょうか。

大きなグレードアップとなる方には特にオススメ

 BOOX Go 10.3のレビューでも述べましたが、書籍を「多読」するには、いかに手軽に本に触れる環境を作れるかがポイントだと思います。そのために「心地よさ」は非常に大切です。取りあえず手に取れば、読むものです。

 BOOX Go Color 7の手軽さは、文庫本やA5あたりのサイズまでであれば非常にマッチします。さっと手に取り、パッと読む。大量にデータも入れておけるので、快適そのものです。

 特にカラー電子ペーパーに興味のある方、そろそろ電子ペーパー端末を新調したい方、そうした方にとって、非常にオススメな1台です。BOOX Page以前の端末の場合、CPU性能も不足気味なので、BOOX Go Color 7に変えることで快適さが得られるでしょう。

 もちろん、電子ペーパー未経験の方にもオススメです。質の高い電子ペーパーですので、現在の技術水準の体験が得られるでしょう。

 私はGo 10.3に手を出した(予約した)ということもあり、基本的にはカラー化のみであるBOOX Go Color 7への買い換えは踏みとどまっています。また、個人的には7型サイズで読みたいカラー書籍があまりないということもポイントです。読みたいカラー書籍は、雑誌などの大型サイズなものが多いですね。

photo 私が今7型を購入するなら、迷いなくBOOX Go Color 7を選択します
前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月20日 更新
  1. Thunderboltがあればメイン環境を持ち歩ける? 「ThinkPad P14s Gen 6 AMD」と外付けGPUユニットを試してみた (2025年12月19日)
  2. 徹底解説:iOS 26.2で解禁される「代替ストア・決済・ブラウザ」のメリットと、ユーザーが知っておくべきリスク (2025年12月18日)
  3. 香港と深センのPC向けメモリ/ストレージ価格はどうなっている? 日本の状況と比べてみた (2025年12月19日)
  4. PC版「ホグワーツ・レガシー」の無料配布が間もなく終了 累計販売4000万本突破、“ハリポタ”舞台のオープンワールド・アクションRPG (2025年12月18日)
  5. 電源内蔵で配線がスッキリする「エレコム スイッチングハブ EHC-G08MN4A-HJB」が17%オフの4980円に (2025年12月18日)
  6. ナカバヤシ、小型トラックボールを内蔵した薄型ワイヤレスキーボード (2025年12月19日)
  7. 「こりゃ買えないわ」の声――ついに30万円突破の128GB DDR5メモリも (2025年12月20日)
  8. ついにファッション界へ進出!? 「HHKBユーザーミートアップ Vol.9」濃厚イベントレポート (2025年12月18日)
  9. Steamで2025年最後の安売り「ウインターセール」開催中! 恒例の「Steamアワード」も投票開始 (2025年12月19日)
  10. “空飛ぶ360度カメラ”「Antigravity A1」日本上陸 8K撮影/249g以下、20万9000円から (2025年12月18日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー