ドスパラ熊本浜線店の店長を務めているのが河合雄介さんだ。2021年8月にアルバイトとして入社し、ドスパラ秋葉原本店で勤務していた。その後2022年7月にはドスパラ名古屋・大須店での勤務を経て、今回店長就任となった。
河合さんはFPSゲームが好きでプレイしていたが、初めて触れたゲーミングPCがGALLERIAブランドのもので、それを使ってゲームをしたときにとても衝撃を受けたという。
それが忘れられず、その感動を持ったまま他社で働いていた。あるきっかけがあり、転職を考えていたときに、せっかくだったら自分の好きな商材を扱っている会社で働こうと思い、ドスパラへの入社を決意した。
今では自作PCを使っており、FPSゲームの「VALORANT」を会社の仲間とプレイしているそうだ。自作PCのスペックは、Core i7-14700のCPUとGeForce RTX 3070のGPUを搭載しているという。
なお、店長がこだわったコーナーがマウスだ。Sprime Gaming GearやNinjutso、ELECOM GAMING(エレコム)といったブランドのマウスが展示されている。
「FPSが好きだという話をしたかと思いますが、ネットで話題になっていたり、プロが使っていたりする人気のモデルをそろえました」と河合さんは語る。「ロジクールやRazerだけでなく、Suprime Gaming GearやNinjutsoといった、最近出てきた新興のメーカーの取り扱いも多くなっていまして、実際に触ってきてほしいですね」と河合さんはプッシュしていた。
ドスパラのコンセプトとして、実機を購入前に「体験できる」ということがある。展示してあるPCはもちろん、キーボードやマウス、ヘッドセット、ゲームパッド、マイクなどの製品は、購入可能なほとんどの製品がサンプルとして置かれており、実機に触って感触を試したり、音を聞いたりできる。来店した多くの人も製品を試しながら選んでいた。
ドスパラでは、eスポーツチーム「ぶいすぽっ!」や「Crazy Raccoon」とのコラボPCを展開している。店舗にもコラボPCが置かれており、気になっている人も多いのか、店員に相談しつつPCを購入している人もいた。
以上がドスパラ熊本浜線店の概要だが、14年ぶりに熊本にオープンした店舗のためか、外の暑さにもかかわらず多くの人が訪れていたのが印象的だった。客層も20〜30代の男性が多く、小さな子供を連れた人やカップルで訪れる人、50代と思われる年配の人もおり、幅広い層の人が見られた。
これで長崎県以外、九州での店舗展開がなされた形だが、今後はどうなるのだろうかと期待が高まるところだ。
店舗所在地:〒862-0962 熊本県熊本市南区田迎3丁目12-7
営業時間:午前11時〜午後19時30分 ※買い取り受付は午後7時まで
定休日:なし
駐車場:共用16台
アイテム数:約1700点
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.