バッテリー駆動時間は最大で21日間と長い。ただし、これはほぼ初期設定の状態での話で、常時表示を有効にすると最大9日間と大幅に短くなる。常時表示を使うかは好みの問題かもしれないが、デフォルトでは手首を返すとディスプレイが表示される「持ち上げてスリープ解除」もオフになっているので、21日間使えるという使い方ができる人は少ないはずだ。
試した範囲では、常時表示と持ち上げてスリープ解除を常時オン、睡眠モニタリングの高度なモニタリングと夜間呼吸数の計測をオンにした状態で、1日当たり7〜10%ほどのバッテリー減少となった。一般的な使い方では、10日前後のバッテリー持ちといったところだ。週に1回充電すればいいと考えると、十分に長いバッテリー持ちといえる。
Xiaomi Smart Band 9には、豊富なアクセサリーが用意されていることも魅力の1つとなっている。交換用のストラップはもちろんのこと、ランニングクリップ(1280円)を使えば、靴に着けてケイデンスやストライドなど、13種類のデータをトラッキング可能になる。
また、Xiaomi Smart Band 9をペンダントとして利用できるようになるアクセサリー「スマートバンドペンダント」(3280円)も用意されている。心拍測定などの多くの機能が利用できなくなるが、歩数はカウントできる。歩数だけならスマートフォンを持ち歩けば済む話だが、スマートフォンは机上に置きっぱなしにしてしまう、あるいは仕事中はロッカーに入れているという場合もあるだろう。
ペンダント形状であれば、時計を着けられない職場や、日常的に時計を身に着けていたくないという人でも使いやすそうだ。もちろん、デザインを変更できるアクセサリーとしても魅力的だ。
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