「AirPods 4」はより小さく、より多機能に! 「AirPods Pro 2」は数億人の生活の質を変えうるデバイスに 林信行氏が速攻レビュー(3/4 ページ)

» 2024年09月16日 21時00分 公開
[林信行ITmedia]

新しいカラーバリエーションが加わった「AirPods Max」

 もう1つの目玉であるAirPods Pro 2の進化を紹介する前に、Appleが「究極のオーバーイヤーヘッドフォン」とうたうAirPods Maxの最新モデルを紹介したい。

 原音に忠実な音と無粋な機能を隠して、代わりに素材の色と質感を際立たせた外観の評価が高くファッションアイテムとしても人気を博している製品だ。

 今回、発表後初めてリニューアルされ、ブルー/パーブル/ミッドナイト/スターライト/オレンジのやさしくも鮮やかな新しいカラーバリエーションを用意して新登場となった。そのついでUSB Type-Cでの充電にも対応した。

AirPods 4 AirPods Max Apple アクティブノイズキャンセリング ANC 聴覚 ノイキャン AirPods Maxは既に製品としては完成されており、今の段階で改善できることはないという判断か、仕様は一切変えずにLightningからUSB Type-C端子への切り替えと、新しいカラーバリエーションだけ用意された。スターライトは白でありながら、どこかにシャンパンゴールドのような華やかさを感じさせる

 人気を確立すると、1年も経たずに新モデルが登場し新機能を追加、複雑化で人気があせるヘッドフォン製品が少なくないが、AirPods Maxはこれとは真逆のアプローチを取っている。究極のシンプルに到達した完成形を作ったからには簡単に変えないという姿勢なのか、2020年の発表以来、4年目にして初めてのリニューアルとなった。しかも、新色追加以外の仕様変更はUSBType-C充電対応だけと極めてミニマルだ。

AirPods 4 AirPods Max Apple アクティブノイズキャンセリング ANC 聴覚 ノイキャン 充電端子がUSB Type-Cに切り替わった

 しかし、形が変わっていないからといって製品の魅力が色あせるわけではない。AirPods Maxは一見、全く工夫のない単純な形状に見えるが、さらふわ感のあるクッションや長時間つけても頭頂が涼しいキャノピーなど、各パーツとも熟考と吟味を重ねて作り込まれている。製品の特徴でもある大きなアルミ製のイヤーキャップも、シンプルに見えて実はどんな光がどんな角度から当たっても美しい製品シルエットを描き出すように計算し、形作られている

 そしてカラーバリエーションだ。初代のAirPods Maxは、どちらかというとクールさを感じさせるカラーバリエーションで、ピンクモデルですらピンクさの上に太陽が沈んだ後のブルーモーメントと呼ばれる時間の光をまとったような冷たさがあった。

 これに対して新しいカラーバリエーションは逆で、陽が沈む直前のゴールデンアワーと呼ばれる夕陽の光をまとったような暖かさを感じさせる。中でも突出しているのはAppleが最近、気に入ってさまざまな製品で採用してきたスターライト色だろう。白色なのだがクリーム色のようなベタっとした感じではなく、それよりはるかに手前の絶妙な加減で温かみが加わっておりシャンパンゴールドのような華やかさを感じさせる。初代製品のホワイトのクールさと好対照だ。

AirPods 4 AirPods Max Apple アクティブノイズキャンセリング ANC 聴覚 ノイキャン AirPods Maxのカラーバリエーションはスターライト/オレンジ/パープル/ブルー/ミッドナイトの5つに改められた。価格は8万4800円と据え置きだ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月10日 更新
  1. ワコム、Android液タブ「Wacom MovinkPad」シリーズを最大約4.8万円値上げ 9月25日から (2026年09月09日)
  2. 薄型化とカメラ強化が光る「Pixel 11 Pro Fold」徹底レビュー! Galaxy Z Foldとの比較で見えた“正統進化”の真価 (2026年09月09日)
  3. 天井照明一体型プロジェクター「Aladdin X3 Laser 4K」を試す 4K+3色レーザーで“本気の大画面シアター”に進化 (2026年09月09日)
  4. 超小型レトロオーディオ体験をFIIO「Snowsky ECHO NANO」で スマホリスニングのモヤモヤを解消するかも? (2026年09月08日)
  5. 「RTX Spark」搭載のWindows PCは10月に登場 LAN内のPCを束ねてローカルAI処理を分散・高速化する「NVIDIA PAIR」β版も公開 (2026年09月07日)
  6. 実売1万円台&縦置き対応! ONPUの14型モバイルディスプレイは初心者の強い味方だった (2026年09月08日)
  7. Apple参入のうわさで沸く2026年 パイオニア・サムスンが魅せる「折りたたみスマホ」の現在地 (2026年09月09日)
  8. 4Kゲームプレイを低遅延で配信・録画できる「UGREEN 4K HDMI キャプチャーボード」がセールで30%オフの4199円に (2026年09月09日)
  9. パナソニック、Fire TV搭載テレビにフルHD対応のエントリー32型/40型モデルを追加 (2026年09月09日)
  10. 両手が塞がっていても瞬間解錠できるスマートキー「SwitchBot スマートロック Ultra 顔認証パッド」がセールで20%オフの2万7980円に (2026年09月08日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー